他選手を蹴ったブラウンズTロビンソンには罰金のみか
2019年09月10日(火) 11:20苦戦するクリーブランド・ブラウンズ攻撃陣に不幸中の幸いとも言える一報が入っている。
テネシー・タイタンズのセーフティ(S)ケニー・バカーロをキックした先発レフトタックル(LT)のグレッグ・ロビンソンに罰金の可能性があるものの、出場停止になることはないと『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロが情報筋の話に基づいて報じた。
ブラウンズが43対13で敗北した試合で、ロビンソンは第2クオーター後半に一つのプレーが終わった直後の混乱の中でバカーロを蹴り、退場させられている。
その直後、バックアップのケンドール・ラムが膝を負傷し、試合には戻ってこなかった。ブラウンズはガード(G)ジャスティン・マクレイをライトタックル(RT)に据え、クリス・ハバードをLTとして戦うことを強いられている。
ロビンソンが退場させられた試合後、ヘッドコーチ(HC)フレディー・キッチンズは「われわれはこれを容認できない。受け入れがたい」と話した。
一方、ベテランLTのロビンソンは現地9日(月)、「率直に言って、俺がチームを傷つけた。やり直せたらと思うよ。あんなふうにはしないのに」と語り、「あれは実際よりもひどいように見えていた」とも述べている。
ブラウンズがニューヨーク・ジェッツとあたる第2週にロビンソンを使えるのは、すでにスタートでつまずいているチームにとって良いニュースだ。
日曜日には他に2人の選手が退場させられた。ジャクソンビル・ジャガーズのラインバッカー(LB)マイルズ・ジャックとサンフランシスコ・49ersのLBクワン・アレキサンダーも標準的な規律プロセスに従って調査される見込みだと『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが伝えた。ラポポートは迅速なプロセスや出場停止処分はほぼ見込まれないとつけ加えている。
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