元オークランド・レイダースのワイドレシーバー（WR）アントニオ・ブラウンを受け入れるため、ニューイングランド・ペイトリオッツは一人の元レイダーとベテランパスキャッチャーをカットした。

ペイトリオッツはブラウンのアクティブロースター追加を前に、セーフティ（S）オビ・メルフォンウーとタイトエンド（TE）ランス・ケンドリックスをリリースしていると『NFL Network（NFLネットワーク）』にマイク・ジアルディが現地9日（月）に伝えた。ブラウンは公式にチームと契約を交わし、メリフォンウーのロースタースポットに収まっている。

2017年のドラフト2巡目でレイダースに加わったメリフォンウーは、チームからカットされた後、2018年にペイトリオッツと2年契約を結んでいた。

ケンドリックスは7月にペイトリオッツと契約したものの、薬物乱用についてのリーグのポリシーに違反し、開幕戦では出場停止処分を受けた。チーム施設に戻ることが可能になったその日、9年目のベテランはフリーエージェントとなっている。

先週土曜日にブラウンがレイダースからカットされた後、ペイトリオッツは1年1,500万ドル（約16億1,000万円）のオファーでブラウンを獲得した。『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートが月曜日に報じたところによれば、ブラウンの契約には下記の内容が含まれている。ベースサラリーの100万ドル（約1億0,700万円）を保証、900万ドル（約9億7,000万円）のサインボーナス（500万ドルが即時、400万ドルが後ほど）、46名ロースターボーナス50万ドル（約5,400万円）、次の各項目に対するインセンティブ150万ドル（約1億6,000万円）――キャッチ105回、1,298ヤード、タッチダウン16回（それぞれブラウンの2018年の成績104回、1,297ヤード、15回を上回る数字）。

また、ブラウンはチームが有効にした場合に保証される2020年に向けた2,000万ドルのオプションを有している。

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