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ペイトリオッツがWRトーマスをジェッツにトレード

2019年09月11日(水) 09:22

ニューイングランド・ペイトリオッツのデマリウス・トーマス【AP Photo/Steven Senne, File】

ワイドレシーバー(WR)アントニオ・ブラウンを迎えるにあたり、ニューイングランド・ペイトリオッツのレシーバールームは急速に混み合っていた。チームは現地10日(火)、この“問題”に対処している。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のマイク・ガラフォロによれば、10年目のベテランWRデマリウス・トーマスが2021年の6巡目ドラフトピックと引き換えでニューヨーク・ジェッツにトレードに出されたという。今回のトレードで、ヘッドコーチ(HC)ビル・ベリチックは19年前にペイトリオッツのリーダーとなって以来、全てのNFLチームとトレードを行ったことになる。

トーマス離脱の動向を最初に伝えたのは『ESPN』だった。

ブラウンやジュリアン・エデルマン、ジョシュ・ゴードンらがいるロースターから外れた31歳のトーマスは、ここ5カ月にわたってローラーコースターのような日々を送っている。

4月にフリーエージェントとしてチームと契約したトーマスはオフシーズンの大部分を、ヒューストン・テキサンズのメンバーだった昨シーズンの第16週に負ったアキレス腱断裂の回復に費やしていた。カットダウン期限にリリースされてから数日、9月2日にトーマスはペイトリオッツと再契約に至っている。

ペイトリオッツがニューヨーク・ジャイアンツと対戦したプレシーズン最終戦でフィールドに戻ってきたトーマスはキャッチ7回、87ヤード、タッチダウン2回をマークした。シーズン第1週の試合では出番がなかった。

2010年のドラフト全体22位でデンバー・ブロンコスに指名されたトーマスは実りある8年を過ごし、5年連続でプロボウルに参戦(2012年から2016年)したほか、2016年にはスーパーボウルで勝利している。これまでのキャリアにおいてトーマスはキャッチ688回、9,330レシービングヤード、タッチダウン62回をマークしてきた。

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