今後も時計は外さないとブラウンズWRベッカム
2019年09月11日(水) 10:15クリーブランド・ブラウンズのワイドレシーバー(WR)オデル・ベッカムは自分が所有するデザイナーウオッチをどこにでも着けていくという。それは試合も例外ではない。
「俺はこれを着けるつもりだ。毎日着けているのと同じように練習に行き、ここに来る時にも着けてきた。シャワーも着けたまま。とにかく俺と一緒なのさ」とベッカムは『ESPN』に語っている。
問題は、フィールド上ではその時計を外すことをNFLが望んでいることだ。今取り沙汰されているのはベッカムが現地8日(日)に実施された試合で装着していた『Richard Mille(リシャール・ミル)』の時計(小売価格は19万ドル/約2,040万円前後)であり、『NFL Network(NFLネットワーク)のイアン・ラポポートはこのアクセサリーが固い物体を身につけることを禁じるリーグのルールに違反しており、リーグはベッカムやブラウンズと共にこの問題の解決に取り組むことを計画していると報じていた。
ベッカムによればまだ対話は行われていないとのことだが、本人はこの時計がルールに沿ったものだととらえているようだ。
「ルールブックを見てみろよ。ハードオブジェクトは装着できないと書いてある。この時計はプラスチックだ。みんな、固くて金属でできているニーブレースを着けている。彼らがそれを外すことはない。誰だってジュエリーを着けているしね。だから、問題ないさ」とベッカムは述べた。
興味深いことに、ジュエリーの装着を禁ずるルールはない。ベッカムはたまたま時計が取り上げられたに過ぎないと考えている。
「誰か他のやつが時計を着けていて、それが20ドル(約2,000円)の時計なんかだったら、問題なかったんだろう。それが俺の人生なのさ。このことじゃなかったとしても、別の何かが問題になる。時計じゃなければ、靴紐の結び方とかね」
時計はジュエリーとみなされるのか? プラスチックはどの程度でハードだとみなされるのか? 言葉の定義がこの件に大きく関わっている。
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