Xリーグに「すさまじいパワー」を感じたとコージ
2019年10月07日(月) 01:4010月6日(日)、日本社会人アメリカンフットボールリーグ『Xリーグ』主催のイベントに参加したNFL Japanアンバサダーのコージ(ブリリアン)は実際の試合を生観戦し、間近で見るその迫力に「すさまじいパワー」を感じたとコメントした。
X1 Super第4節の2試合が行われた富士通スタジアム川崎を訪れたコージは、IBMビッグブルー対エレコム神戸ファイニーズ戦でXリーグのさまざまな側面に触れた後、ノジマ相模原ライズ対オービックシーガルズ戦のハーフタイムイベントに登場。
日本のアメリカンフットボールリーグが盛り上がってほしいと願うコージはトークショーの冒頭で「Xリーグがどういう活動をしているのだろうと、それを実際に見て体験してみたいと思ってうかがいました」と明かしている。
舞台裏ではノジマ相模原ライズのコーチが「僕の高校時代のコーチだったんです!」と驚きの再会があったそう。さらにノジマ相模原のキャプテンを務めるディフェンシブライン(DL)伊倉良太選手はコージが法政大学1年生の頃に4年生でキャプテンだったといい、「もういないかなと思ったんですけど、今も現役でやっているなんてすごいなと! Xリーグはパワフルな場所ですね」と興奮気味に語っている。
また、今年9月まで放送されたドラマ『ノーサイド・ゲーム』で約5カ月間にわたってラグビー漬けだったコージは、ラグビーの試合は「フィールド内のみんなが阿吽の呼吸で向き合っている、それを見て感動する方が多いと思う」と分析。
「一方でアメリカンフットボールは、1プレー、1プレー、見ている側も選手と同じ目線で、次にどのプレーが来るのか想像しながら見られると思うので、そういった意味で言うとエンターテインメント性に優れているのがアメリカンフットボールなのではないかと、僕はそんなふうに思っています」
自身の本業であるお笑いの世界に例えると「ラグビーはフリートーク、アメフトは大喜利」と言い切るも、やや伝わりにくかったらしく、グランドスタンドの観客が困惑する様子を感じ取ったコージは「静かになるのは想定済みです」と苦笑い。
それでも、とりわけ白熱したIBMビッグブルー対エレコム神戸ファイニーズ戦を目の当たりにしたコージは、「Xリーグの試合は本当にすごくて素晴らしいと思う」と感銘を受けた様子だ。
IBMとエレコム神戸の試合ではIBMが先制した後、エレコム神戸が得点を重ねて引き離しにかかったが、食らいつくIBMが大量リードを許さず、前半を終えて28対24と接戦が繰り広げられ、後半も取っては取られてのシーソーゲームの展開となり、最終的にエレコム神戸が45対38でIBMを下している。
近年、NFLジャパン リエゾン オフィスならびにNFLJapan.com(NFL公式サイト日本語版)と一般社団法人日本社会人アメリカンフットボール協会は協力関係を強化しており、共同企画した今回のイベントを皮切りに、今後もパートナーシップを一層発展させるため取り組んでいく。
NFL Japanアンバサダーとして活動するコージも“ファミリー”の一員として「今、ラグビーワールドカップでラグビーがとても盛り上がっています。その中でアメリカンフットボールを盛り上げるために何ができるのか、どう盛り上げていくべきかを考えるのですが、みんながひとつになって一緒になって応援していくことが何よりも重要だと思いました」と強調。NFLとXリーグの架け橋になる存在として「ゆくゆくはこの会場を満員にしたいと思っています!」と締めくくった。
Xリーグの舞台裏に迫るコージの1日に密着した映像は近日中に公開予定。
イベントの模様はXリーグ公式サイトにて公開されているノジマ相模原ライズ対オービックシーガルズ戦の見逃し配信で視聴可能だ。