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発言を後悔する49ersのCBシャーマン、QBメイフィールドに謝罪へ

2019年10月10日(木) 11:42


サンフランシスコ・49ersのリチャード・シャーマン【AP Photo/Ben Margot】

サンフランシスコ・49ersのコーナーバック(CB)リチャード・シャーマンが現地9日(水)、試合前のベイカー・メイフィールドとのやりとりを巡る議論を後悔していると語り、クリーブランド・ブラウンズのクオーターバック(QB)であるメイフィールドに謝罪するつもりだと明かしている。

49ersが31対3で勝利を収めた後、シャーマンがコイントスの前にメイフィールドが握手しなかったと『NFL.com』のコラムニストに話したのがことの発端だった。コラムが掲載された後、映像によって、メイフィールドがコイントスの前にシャーマンと手を打ち合わせ、審判がコインを拾い上げた後で自身のサイドラインに向かって走っていったことが明らかになっている。

現地9日(水)に『The Pat McAfee Show(パット・マカフィー・ショー)』に出演したシャーマンは、自らの過ちを認めてこう語った。

「間違いなく俺が悪い。やってもいないことに誰かが対処するなんて、決して俺が望んでいることじゃないんだ。試合で起こったことで腹の立つ、意味のない質問を受けるっていうことがもう起こってしまい、彼は確実にそのことで謝罪を受けるだろう。メールかソーシャルメディアで連絡を取って、電話で話すつもりだ」

「彼は間違いなく謝罪を受けるに値する。悪かったのは俺だ」

一方のメイフィールドは水曜日にブラウンズのロッカールームで、シャーマンを冷たくあしらうつもりなどなかったと話している。

「カメラや記録しているものが、俺寄りになってたんだろ」とメイフィールドはジョークを交えて語りつつ、こう続けている。

「彼や、選手としての彼を尊重している。彼は素晴らしい選手だし、そうあり続けてきた。俺にそんなつもりは全くないよ」

シャーマンは自らの過ちを認める一方、当初コラムニストに伝えた軽視されている感覚は確かなものだとしている。

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