ジェッツSアダムスが上訴に勝利、罰金は撤回
2019年10月11日(金) 10:07クリーブランド・ブラウンズのクオーターバック(QB)ベイカー・メイフィールドへのヒットに対して、ジャマール・アダムスが罰金を払う必要はなくなった。
『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロが現地10日(木)に報じたところによれば、ニューヨーク・ジェッツのセーフティ(S)アダムスはシーズン第2週に起こったメイフィールドへのヒットに科された罰金2万1,056ドル(約227万円)に対する上訴に勝利したという。
上訴担当官のデリック・ブルックスが罰金を撤回した。
先月にブラウンズが23対3で敗れた試合で、アダムスにはサードダウンのパスを放ったメイフィールドに対するレイトヒットによってフラッグが投げられた。そこから数日後、リーグはパーソナルファウルのペナルティは適切にコールされたと認めたと、事情を知る人物が『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートに伝えている。
後に罰金を科されたアダムスは、それを徴収された後でこのペナルティに対して上訴した。
当時、アダムスは「かなり困ったよ。だって、俺にどうしてほしいんだ? って感じだから」とコメントしている。
「あれはルール内だった。次は彼の尻にタグをつけておこうか。それで、タックルの代わりにタグを取るんだ。あの状況で、他に何をやれっていうんだ」
ブルックスはアダムスに同意し、罰金を返還した。
「ハハ! ちゃんと俺の話を聞いてくれていたなら、もう言っただろ? 俺は完全に率直にやるし、正直に言う。俺には勝つって分かっていたよ。合法だったんだから」と語るアダムスは、次のように続けている。
「そうさ。2万2,000(ドル)だっけ? 俺のポケットに戻ってきたんだ。取られなくてうれしいね。この素晴らしいお金を、母のバースディに使える。ワクワクしているよ」
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