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ドルフィンズはRBドレイクをトレードに出す意向

2019年10月18日(金) 11:01

マイアミ・ドルフィンズのケンヤン・ドレイク【AP Photo/Wilfredo Lee】

マイアミ・ドルフィンズの大処分セールは現地10月29日(火)のトレード期限まで続く。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが報じたところによれば、ドルフィンズはランニングバック(RB)ケンヤン・ドレイクを焦点においたトレードの話し合いをいくつかのチームと行っているという。この状況を知る人物は、適切なオファーがあればドレイクをトレードに出す意向だとラポポートに話している。

ドレイクはルーキー契約の最終年に入っており、ラポポートによればトレーニングキャンプを終えてから契約延長の話し合いは行われておらず、ドレイクは新しいチャンスを歓迎するだろう。

ドルフィンズがドレイクをトレードに出すとのうわさは今年の早い段階からささやかれていたが、当時はドルフィンズがドレイクを将来にわたってキープしたいRBだと考えているとの見方の方が優勢だった。契約の話し合いが行われていない今、両者は別離に向けて動き始めているようだ。

ドレイクがトレードの見返りに何をドルフィンズにもたらすことができるのかは不明だ。元3巡目指名選手であり、そう多くのスナップでプレーしてきたわけではないが、デュアルスレットの能力の片鱗を見せてきた。元ヘッドコーチ(HC)アダム・ゲイズからは十分に活用されていなかったように見えるドレイクは、新スタッフになっても同様の状況にあり、先週にはチームがドレイクに代わってマーク・ウォルトンを先発に据えている。

2019年、25歳のドレイクはキャリア最低をマークしそうなペースのキャリー平均3.7ヤードとなっており、キャッチ19回で137ヤード、得点は0にとどまっている。

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