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復帰準備は完了、「素晴らしい感覚」だとスティーラーズQBルドルフ

2019年10月23日(水) 16:57


ピッツバーグ・スティーラーズのメイソン・ルドルフ【AP Photo/Don Wright】

シーズン第5週にボルティモア・レイブンズに敗れたピッツバーグ・スティーラーズは、レイブンズのセーフティ(S)アール・トーマスによる恐ろしいヒットが原因でクオーターバック(QB)メイソン・ルドルフを失っていた。トーマスのヘルメットがルドルフのあごに当たったのだ。

だが、第8週に未勝利のマイアミ・ドルフィンズとの一戦を迎える今、バイウイークの間に脳震とうプロトコル終了の許可を得たルドルフは出場を心待ちにしている。

ルドルフはチームの公式ウェブサイトにて「素晴らしい感覚だ。プロトコルのすべての項目をクリアしたんだ」と語った。

ルドルフは第5週にわずらった脳震とうの影響は長期的に続くものではなく、次の朝には“問題ない”と感じたと述べている。

ルドルフはここしばらくの間で体調が良かったと話しており、自分で決められるのならばシーズン第6週のロサンゼルス・チャージャーズ戦でフィールドに立っていたという。

「次の日にはかなり良い感触になってきて、全部の検査をフィジカルな部分でやって、それからコンピューターでメンタルなものもこなした。俺はコンペティターだ。自分の体のことは分かっている状態でいたいけれど、専門家が想定するプロセスからすると、より小さいヒットがあったときに、もっと長く離脱することになるかもしれないということだった」

「専門家の意見はより影響を受けやすいというものだったから、本当に選択肢はなかった。やりたかったけどね。10年後に振り返って1週間欠場したことを感謝するんだろうけど、不満だった」

「普通の状態にかなり近くて全然問題ないのに出場できないのはフラストレーションだった。自分の長期的な健康にとっては、ベストだったんだ。ここにはたくさんの専門家がいるから、彼らの考えをまとめた」

問題のヒットの後、トーマスはルドルフに連絡をとろうとしており、ルドルフの方から連絡を取りなおしたという。また、ヒットの瞬間の映像も確かめたようだ。

「見たよ。彼の俺のあごへのヒットは変な感じだったね」

奇妙なヒットも第5週のことであり、ルドルフはもう過去を見ていない。その目が見つめているのは次に控えるドルフィンズとの試合と、そこで先発するという期待だ。

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