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テキサンズDEワットは今季絶望か

2019年10月28日(月) 10:52

ヒューストン・テキサンズのJ.J.ワット【AP Photo/Michael Wyke】

ヒューストン・テキサンズがスターディフェンシブエンド(DE)を深刻なケガで失った。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが情報筋の話を元に報じたところによれば、チームはJ.J.ワットがシーズン終了となる胸筋断裂を負った可能性を懸念しているという。ワットはMRI検査でケガの程度を確認する予定だとラポポートはつけ加えた。

ワット本人は試合後に、残るシーズンは欠場することになると『Twitter(ツイッター)』で述べている。

「このゲームは美しくも残酷だ。仲間たちとシーズンを終えられないこと、そして、彼らにふさわしいものをファンに与えられないことに、完全に打ちのめされている。俺は心からこのゲームが好きだし、みんなをがっかりさせることに耐えられない。すべての人たちの心と祈りに感謝」

ワットはオークランド・レイダースに勝利を飾った日曜日の試合の前半で離脱し、戻ってこなかった。

試合後、ヘッドコーチ(HC)のビル・オブライエンは報道陣に、現地28日(月)の午前中に続報があると話している。

「われわれはMRI検査を受けるためにすぐに彼を病院に送った。今夜、ここですぐに何か聞けると思うし、明日にはみなさんに続報を伝えられるだろう」

かなり有望なシーズンを送っていたチームにとって、今後の試合でワットがいなくなるのは大打撃だ。

「彼は素晴らしいフットボールプレーヤーだ。さらに、いいヤツでもある。残念ながら以前にもわれわれはこういった状況になったことがあり、誰かをここに当ててきた。さまざまな選手がいて、必要ならば誰かが彼の後任になるだろうが、われわれが彼の不在を寂しく思うのは間違いない。それは明らかだ」とオブライエンHCは語っている。

ワットはケガの多いキャリアを送ってきた。2016年には3試合しかしていない段階で背中を再び痛め、2017年には左足の脛骨プラトー骨折の手術後に5試合のみに参戦した。

これまでに3度年間ディフェンス部門最優秀選手賞を受けているワットは、ついにフル参戦できた昨シーズンにサック16回を記録。今季はタックル12回、サック4回、パスディフェンスド2回、フォースドファンブル1回をマークしている。

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