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ラムズ、CBタリブと5巡目指名権をドルフィンズにトレード

2019年10月30日(水) 10:12

ロサンゼルス・ラムズのアキブ・タリブ【Ryan Kang via AP】

ロサンゼルス・ラムズがキャップスペースの拡大に動いた。

ラムズはベテランコーナーバック(CB)のアキブ・タリブと2020年の5巡目指名権と引き換えに、マイアミ・ドルフィンズから2022年の7巡目指名権を受け取ったと『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロが報じた。

『ESPN』がこの件を最初に報じ、ドルフィンズも後に認めている。

ラムズのヘッドコーチ(HC)であるショーン・マクベイは「アキブは非常に重要な選手だった。彼はわれわれのチームにとって実に大きな意味を持っていた」とコメントした。

「彼がもたらした自信、堂々とした態度、ベテランのリーダーシップは彼がここに来てから本当に大きな部分を占めてきたし、彼はずっとポジティブだった。前に言ったように、わたしは彼が殿堂入り確実なプレーヤーだと思う」

タリブは肋骨の負傷で故障者リスト入りしており、今季が終わった後はフリーエージェントになる。シーズン第16週にはアクティブに戻る条件を満たすものの、タリブがマイアミでプレーすることはなさそうだ。ドルフィンズは基本的に、タリブの今季契約である420万ドル(約4億6,000万円)とのバランスで5巡目ピックを受け取ったことになる。

ラムズにとっては、この動きでサラリーキャップから420万ドルがカットされた。ラムズはタリブが故障者リスト入りして以来、この契約を動かそうとしてきた。浮いた資金はジャレン・ラムジーとの新契約に当てられるかもしれない。

「われわれのする全てのことはチームの長期的および短期的な利益や、そこからもたらされる何かのためだけになされるのであり、それこそわれわれがこの決断に至った理由だ」と述べるマクベイは次のように続けている。

「しかし、彼がわれわれチームにとって、特に彼が私にとって意味したのは、多くの素晴らしいことだけだった」

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