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トレードのうわさに怒りの収まらないジェッツSアダムス

2019年10月31日(木) 10:32

ニューヨーク・ジェッツのジャマール・アダムス【AP Photo/Phelan M. Ebenhack】

去る火曜日まで、ジャマール・アダムスは自分のトレードのうわさを聞いたことが全くなかた。

ジェッツが傑出したセーフティ(S)アダムスをトレードする考えだったと報じられた翌日、アダムスは自分とジェネラルマネジャー(GM)ジョー・ダグラスの関係にはまだ修復しなければいけない部分があると語り、チームの見積もりよりも高いレベルで自分を捉えていたと明かしている。

「軽くは受け止めていない」と現地29日(火)に述べたアダムスは、次のように続けている。

「間違いなく、それで傷つけられた。何が言いたいか分かるか? 俺は自分をハイレベルだと思っていた。だが、ラムズはそうじゃなかったわけだ。彼らはアーロン・ドナルドへの問い合わせは受けない。ペイトリオッツはトム・ブレイディへの問い合わせを受けないだろう。俺は自分をそういう位置で捉えていた」

火曜日にトレード期限が迫っていたとき、ジェッツが2017年のドラフト全体6位で指名したアダムスが突如としてトレードのうわさの対象となった。他には長くうわさ話のあったロビー・アンダーソンや、アダムスと同様に衝撃の登場となったリビオン・ベルらにもトレードの可能性が持ち上がっていた。報道ではダラス・カウボーイズがアダムスを地元に引き戻す契約をまとめる寸前まできていたと言われている。

そのすぐ後、ダグラスがジェッツはアダムスのトレードを検討していなかったと語った。

それを受け、アダムスは事前にダグラスに会った際にトレードはないと保証を受けたにもかかわらず、自身のエージェントによってうわさ話の裏に真実があると気づいたと発言。さらにそのコメントを受け、ダグラスはトレードを検討されていたというアダムスの考えは“単純なミスコミュニケーション”だとラジオ番組で応じていた。

そして現地30日(水)、アダムスはまだダグラスと対話していない。

「まだだよ。まださ。まだ俺には話し合いの準備ができていない」と言うアダムスは「今の俺の状況がそんな感じさ。まだ話し合いの準備ができていない。何かに直面したとき、クールダウンし、話し合いの準備ができてから会話するのがベストなときがある。俺たちにはそれができるし、間違いなくそうすると信じている」と続けた。

それがいつになるかアダムスが予想することはなかった。また、今季が終わったあとの自身の未来についても触れていない。

「分かっている通り、俺はここにいて満足なんだ。ここにいてハッピー。俺のフォーカスは今ここにある。未来がどうなるかなんて分からないさ。全くね。当然、近い未来にどう感じているかについては違う考えを持っていた。だが、今は分からない。本当に分からない。それでも今言えることとしては、俺はここにいてエキサイトしている。ジェッツのためにプレーすることにエキサイトしている。正しいあり方でこのシーズンを終わらせることにエキサイトしているんだ。NFLで最高のファンの前でプレーすることにエキサイトしている。それが俺のフォーカスしていることすべて。俺は今このときにフォーカスしている」

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