記者の質問に怒って会見場を後にしたブラウンズQBメイフィールド
2019年10月31日(木) 11:37記者からの一連の質問に不満を覚えたクリーブランド・ブラウンズのクオーターバック(QB)ベイカー・メイフィールドが、現地30日(水)に行われた会見を短く終えた。
この会見では長い間クリーブランドでスポーツレポーターを務めるトニー・グロッシが、先週日曜日にニューイングランド・ペイトリオッツに対して喫した敗戦で、前半終盤のブラウンズのドライブにおける“緊迫感のなさ”と、プレーとプレーの間に費やされた時間の量についてメイフィールドに質問した。
ブラウンズはキックをブロックした後、残り時間2分19秒のタイミングで自陣16ヤードでボールを受けとった。メイフィールドを始めとするオフェンス陣は2ミニッツウォーニングのタイムアウトの恩恵がありながらも、ボールを22ヤード以上動かすことができなかった。
メイフィールドは、このドライブが成功できなかったのはペナルティのせいだと説明している。
メイフィールドは自身のコメントを「でも・・・」とさえぎろうとしたグロッシを止めつつ「今言ったように時計は動いていて、俺たちにはペナルティがあった。彼らにボールを戻したいと思うかい? ノーだろ。あんたはプレーしていない。だから知らないんだ。単純でシンプルな問題だ」と話した。
『TheLandOnDemand.com』の記者であり、クリーブランドで『ESPN』のラジオにも出演しているグロッシは、続けてそのドライブに満足しているかメイフィールドに質問。それに応じたメイフィールドの答えはこうだった。
「あのドライブに満足か? ノー。ポイントが取れなかったんだから。あんたが聞いた中で一番バカな質問だな。何だっていうんだ。ジーザス、トニー」
それだけ言って会見場を後にしたメイフィールドは、後に『Twitter(ツイッター)』で何が起こったかを説明している。
say that I’ve gotten complacent. My sense of urgency is at an all time high. And if I offend anybody along the way… that’s too bad
— Baker Mayfield (@bakermayfield) October 30, 2019
「誰だってそれが腑に落ちるまで真実を聞きたいものさ・・・俺は俺だし、いつだってそれは変わらない。その言葉が便利だからといってエモーショナルと言うのはやめてほしいし、それが合うからといってパッションと言わないでほしい。自分が大事にしているのは勝つことだから、そう、俺は不満だった。負けても問題ないみたいに振る舞えば、無関心だと言われるんだろう。俺の緊迫感はいつだって高い。そして、その中で俺が誰かを不快にしたのなら・・・それは残念だ」
否定的な報道に対するメイフィールドの訴えを巡って、メイフィールドとグロッシは以前にも争いになっていたことがある。
ブラウンズは日曜日にデンバー・ブロンコスのホームで対戦する予定だ。
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