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連勝中の49ers、ILBアレキサンダーが胸筋断裂で今季絶望

2019年11月02日(土) 07:16

サンフランシスコ・49ersのクワン・アレキサンダーとニック・ボサ【AP Photo/Tony Avelar】

サンフランシスコ・49ersがディフェンスの一角を失った。

先発インサイドラインバッカー(ILB)クワン・アレキサンダーが胸筋断裂により今季絶望となったのだ。『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが情報筋の話として伝え、後にチームもこれを認めている。

アレキサンダーが負傷したのはチームがアリゾナ・カーディナルスに勝利したシーズン第9週サーズデーナイトフットボールの試合中だ。スター選手のアレキサンダーはカーディナルス戦で50回中35回のプレーに参加しているが、第4クオーターのフィールドにはその姿がなかった。

25歳のアレキサンダーが49ersに加わったのはこのオフシーズンだ。昨季はタンパベイ・バッカニアーズに所属し、ACL(前十字靭帯)断裂で10試合を欠場した後、49ersと4年5,400万ドル(約58億4,300万円)の契約を締結している。今シーズンの8試合でアレキサンダーはタックル34回、フォースドファンブル1回、インターセプト1回、0.5サックを記録している。

ヘッドコーチ(HC)を務めるカイル・シャナハンは現地1日(金)、報道陣に「クワンは今年、フィールドで最高の活躍を見せ、リーダーとしても素晴らしかった。誰もが(彼のエネルギーを)感じられるはずだ。それを見ている者なら全員が分かると思うし、チームはそれを感じている。それが試合日の彼の存在であり、練習場でも彼は彼らしい姿を見せてくれている。彼の持つスピードはわれわれにとって最高の補強だった。非常に痛い損失となるだろう」と明かしている。

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