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ペイトリオッツが今季初黒星、無敗は49ersのみに

2019年11月05日(火) 12:33


ニューイングランド・ペイトリオッツのトム・ブレイディ【AP Photo/Nick Wass】

フォックスボローの16勝0敗再びの夢は潰えた。去るサンデーナイトにボルティモア・レイブンズと対戦したニューイングランド・ペイトリオッツが今季初めての敗北を喫している。

AFCのトップコンテンダーの一角であるクオーターバック(QB)ラマー・ジャクソン率いるレイブンズと対戦したペイトリオッツがついに倒れた。悪夢のように強かったディフェンスは、前戦までで許してきたのと同じ数のタッチダウン(4回)をこの試合で許している。37対20で敗れたこの試合で、ペイトリオッツは今季初めて相手方より弱いチームに見えた。

ヘッドコーチ(HC)ビル・ベリチックは試合後に不明瞭な口調で「われわれは戦った。十分ではなかっただけだ。だから、私を筆頭にもっと良い仕事をしなければならない」とコメントしている。

8勝1敗となったペイトリオッツは、通常より長くこの敗北に甘んじていなければならない。今週はバイウイークであり、フィラデルフィア・イーグルスと第52回スーパーボウルのリマッチに挑む現地17日(日)までプレーしないのだ。

それまでに、ペイトリオッツにはやるべきことがある。

セーフティ(S)デビン・マコーティーは報道陣に「バイウイークがあるなんて考えちゃいけないし、シーズンこれまでにあった全ての問題に対処しなければならない。そうすることが俺たちを支えていくだろう」と語った。

「そうなっていないように見える。それができていたら、もっと優秀なチームが多かったはずだ」

少なくとも数字上はペイトリオッツより優秀なチームの一つが、サンフランシスコ・49ersだ。ペイトリオッツの敗北によって、49ersは今季のNFLで唯一無敗のチームとなった。8勝0敗の49ersは来週火曜日にシアトル・シーホークスと対戦する予定だ。

しばらくの間、QBトム・ブレイディとペイトリオッツはただ1回の敗北を過去のものとすることに集中するだろう。

バイウイークを過ごす姿勢について尋ねられたブレイディは「敗北は常に自分をどう見るかを考え直す道につながるし、僕らには明らかにやらなければならない仕事がたくさんある。ただ十分じゃなかっただけ。17点差で負けるなんて、僕たちがやろうとしているこじゃない」と答えた。

シーズン第9週での敗北は、10勝0敗のペイトリオッツがデンバー・ブロンコスに敗れた2015年以来で最も遅い“初敗北”だ。ペイトリオッツはその年、AFCタイトル戦で後にスーパーボウル覇者となるブロンコスに再び敗れている。

2019年はペイトリオッツがボルティモア・レイブンズに1.5ゲーム差をつけて今もカンファレンス順位表のトップにいる。したがって、6度のスーパーボウル覇者がこの敗北に余裕で対処しても驚きではない。

Sマコーティーは「負けたのはこれが最初というわけじゃない。俺たちだって敗北する。そして仕事に戻る。問題を解決して、次はもっとうまくプレーしようとするんだ」と語った。

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