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上訴中のブラウンズWRキャラウェイがウェイバーに

2019年11月15日(金) 09:24

クリーブランド・ブラウンズのアントニオ・キャラウェイ【AP Photo/David Zalubowski】

クリーブランド・ブラウンズがワイドレシーバー(WR)アントニオ・キャラウェイに別れを告げた。

ブラウンズは現地14日(木)に行われたピッツバーグ・スティーラーズとの試合前に、2年目のキャラウェイをウェイバーにかけたことを明らかにしている。

キャラウェイの短く希薄なクリーブランド時代が終わった。ヒュー・ジャクソン元ヘッドコーチ(HC)とブラウンズによって2018年のドラフト4巡目で指名を受けたキャラウェイは、2シーズンに満たない間に出場した20ゲームでキャッチ51回、675ヤード、得点5回をマークしている。これらのスタッツの大部分はルーキーシーズンに記録されたものであり、キャラウェイは2019年シーズンの序盤4試合で出場停止処分を受けていた。

今季に停止処分から戻ってきた際、キャラウェイはすでにチームにとって重要な選手ではなくなっており、先週には次第に自分が“犬小屋”にいるように感じ始めていたという。ブラウンズはシーズン第10週のバッファロー・ビルズ戦前に、健康上の問題はないながらもキャラウェイを布陣から外していた。ブラウンズのフレディ・キッチンズHCは月曜日、キャラウェイの欠場は非公開の問題に対する処罰だったと説明している。

この懲罰は一度きりの措置だと見られていたが、今やキャラウェイの不在は恒久的なものとなった。

キャラウェイはまた、NFLの薬物乱用に関するポリシーの違反に科された出場停止処分に対して上告している最中だと『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが伝えている。キャラウェイは先週にヒアリングを受けたという。ラポポートはキャラウェイの出場停止処分が“汚染されたCBD(カンナビジオール)製品”に起因すると報じた。

これに付随する動きとして、ブラウンズは故障者リストからオフェンシブラインマン(OL)ドリュー・フォーブスをアクティブに戻している。

2018年にフィールド外で起きた問題によってドラフト順が下がっていたキャラウェイは、現地金曜日にウェイバーからクレーム可能だ。

3勝6敗のブラウンズはオデル・バッカム、ジャービス・ランドリー、ラシャード・ヒギンス、ダミオン・ラトリー、カダレル・ホッジス、タイワン・テイラーといったスターぞろいのWR陣とともに前に進んでいく。

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