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キャパニックのワークアウトは直前に会場変更に

2019年11月17日(日) 09:34

コリン・キャパニック【AP Photo/Todd Kirkland】

現地16日(土)午後になってコリン・キャパニックの代理人から、彼のワークアウトの会場が急きょ変更されたと発表された。このイベントはクオーターバック(QB)キャパニックがさまざまなドリルに取り組む姿をNFLチームたちが見学できるようにと企画されたもので、当初はジョージア州フラワリー・ブランチにあるアトランタ・ファルコンズのチーム施設で東部時間15時に開始されることになっていた。ところが、開始予定時刻まで1時間ほどと迫ったタイミングでキャパニックの代理人から通知が届き、場所がジョージア州リバーデールの高校に変更された。新会場は最初の予定地から97kmほど離れた場所にある。

もともとの計画では、NFLが手配したキャパニックのプライベートワークアウトに、全32チームを招待することになっていた。セッションにはオンフィールドのワークとインタビューが含まれており、ワークアウトの動画とインタビューが32チーム向けに提供される予定だった。

土曜日の朝に『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが伝えたところによると、フラワリー・ブランチでのワークアウトには25チームが参加を表明していたという。また代理人にはプロの人事ディレクターやプロスカウト部門のトップが含まれているとスティーブ・ウィチェは付け加えている。

代理人により発表された声明によると、キャパニックはNFLが要請した”雇用関連の問題に対処する異例の免責同意書”へのサインに難色を示し、また彼は全メディアにワークアウトを公開し、撮影を許可することを望んでいたという。

元オークランド・レイダースとクリーブランド・ブラウンズのヘッドコーチ(HC)、ヒュー・ジャクソンが土曜日にアトランタ入りし、ワークアウトセッションをリードすることになっていた。ジャクソンはNFLから参加を依頼されており、キャパニックの代理人から新会場にも招待された。しかし、ジャクソンは変更後のイベントには参加しないことを決めたとNFLネットワークのマイケル・シルバーは伝えている。

NFLは声明を発表し、「コリンが彼のワークアウトに表れず、失望している」と述べた。移転の判断を知らされたのは東部時間14時30分になってからだったという。同時に、「コリンの判断はリーグにおける彼のステータスには何ら影響を及ぼさない。彼は引き続き、どのクラブともサイン可能な無制限フリーエージェントである」とも書かれている。

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