WRロケットの次戦参加に楽観的なシーホークス
2019年11月20日(水) 14:32シーズン第10週にサンフランシスコで白星を挙げたシアトル・シーホークスのワイドレシーバー(WR)タイラー・ロケットは、足の打撲傷に対処するためにベイエリアの病院で勝利を祝っていた。
そのままバイウイークを迎えたシーホークスのヘッドコーチ(HC)ピート・キャロルは現地18日(月)、ナンバー1ワイドアウトがこの日曜日にフィラデルフィア・イーグルス戦に臨めるだろうと楽観的な姿勢だった。
「彼は良くなっている。彼のステータスについては今週、後ほど分かるだろう。希望を持ち、彼がプレーできる計画でいるが、彼がそれだけの状態であることをわれわれに示す必要があるので、どうなるか見てみよう」とキャロルHCは『Associated Press(AP通信)』に語っている。
ロケットは27対24で勝利した試合の終盤に負傷し、オーバータイムには姿を見せていない。打撲によってひどい腫れが生じたロケットは地元の病院に入院し、念のためもう一晩をそこで過ごした。キャロルHCはさらにこう続けている。
「彼に問題ないことを確実にするために、彼らはもう一日取りたかっただけだ。彼は今、本当に回復に向かっている。乗り越えている。最初に懸念があっただけだ。彼が素晴らしい場所にいるのはとても幸運だったし、彼らは最高のケアをしてくれた。全てがうまくいっている。彼は復帰に向けて進んでいるし、われわれは楽観的だが、まだ彼にはやらなければならないことがある。いつもより日数が多いのが間違いなくわれわれの助けになっている」
バイウイークはシーホークスにとって理想的なタイミングでやってきた。おかげでロケットを欠いた状態でフィールドに出なくて済むのだ。ロケットはクオーターバック(QB)ラッセル・ウィルソンのお気に入りのターゲットであり、全てチームハイとなるキャッチ62回、793ヤード、レシービングタッチダウン6回をマークしている。ロケットとウィルソンは心を一つにし、プレーが崩れたときにもQBはWRが不可能なキャッチを可能にすると信じてきた。トップターゲットであるロケットへのパスに関して言えば、ウィルソンのパサーレーティングは136.5となっている。
ロケットは試合をまるごと落とすことなく復帰へ向かっており、シーホークスがフィラデルフィア・イーグルス、ミネソタ・バイキングス、ロサンゼルス・ラムズらプレーオフコンテンダーとの3連戦を控える中、ウィルソンがロケットのいない世界がどんなものかと心配しなくて済むのは幸いだ。
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