カンザスシティ・チーフスのワイドレシーバー（WR）タイリーク・ヒルのハムストリングが抱えている恐れはそれ以上のものではない。

『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートは情報筋の話を元に、ヒルのケガは軽微なものと判断されたと伝えている。日ごとの経過観察に置かれているヒルは、チーフスがロサンゼルス・チャージャーズに勝利した試合で負傷した際、フィールドに戻りたがっていた。幸いなことにシーズン第12週はチーフスのバイウイークだったため、タイムロスすることにはならない可能性があるとラポポートは報じている。

ハムストリングの負傷は典型的な症状の変わりやすいケガであり、簡単に悪化することがある。そのため、例えばクリーブランド・ブラウンズのコーナーバック（CB）デンゼル・ウォードとグリーディ・ウィリアムスのように、治療が1カ月以上に及ぶケースも見られる。運動性が極めて高く、ヒルのようにスピードに富んだNFLプレーヤーにとって、早すぎる復帰はさらなるリスクとなるだろう。

しかしながら、バイウイークのおかげでいつもより長く休息できれば、ヒルは復帰を急ぐことなく治療に努めることができるだろう。誰もがよく知っているように、ヒルの価値はシーズン終盤にある。オークランド・レイダースがチーフスのわずか0.5ゲーム後ろにいるため、シーズン最終月はヒルにとって第13週よりも重要な意味を持つだろう。

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