DEギャレットの出場停止は変わらず、OLパウンシーは軽減
2019年11月22日(金) 09:29NFLはマイルズ・ギャレットの無期限出場停止処分について方針を変えなかった。
リーグは現地21日(木)、ギャレットに対する処分はNFLとNFLPA(NFL選手会)によって共同任命された上訴担当官であるジェームズ・スラッシュによって全て支持されたと発表している。
『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが状況を知る人物から聞いた話によれば、ギャレットには4万5,623ドル(約505万円)の罰金も言い渡されたという。
サーズデーナイトで行われたクリーブランド・ブラウンズとピッツバーグ・スティーラーズの試合で、ブラウンズのディフェンシブエンド(DE)ギャレットは相手クオーターバック(QB)メイソン・ルドルフのヘルメットをはぎとり、そのヘルメットをルドルフの頭部にぶつけた。ギャレットは最短でも今季の残る試合とプレーオフで出場停止となり、復帰に先立ってはコミッショナーのオフィスとの面談が必要になる。
スラッシュは水曜日にギャレット本人を迎えてヒアリングを行っていた。
その結果として、ヘルメットを振り回したことに対する厳しい罰則はそのままとなっている。
2020年シーズンにどれほど欠場することになるかは、オフシーズンに決定されるだろう。
また、NFLはスティーラーズのモーキス・パウンシーに対する出場停止処分は上訴担当官のデリック・ブルックスによって3試合から2試合に減じられた一方、3万5,096ドル(約380万円)の罰金はそのまま支持されたことも明かしている。
QBを守りに来たパウンシーはヘルメットを振り回したギャレットを攻撃し、グラウンド上でギャレットにパンチとキックを浴びせた。リーグによって停止処分は1試合分減らされたものの、シーズン第13週に組まれているブラウンズとのリマッチは逃すことになる。
この前日にはブラウンズのディフェンシブラインマン(DL)ラリー・オーガンジョビーの出場停止処分が支持される一方、罰金は取り下げられたことが明らかになっている。
他にもこれからリーグのオフィスによって言い渡される罰金がありそうだ。NFLネットワークのトム・ペリセロは以前、QBルドルフにも罰金が科される見通しだと報じている。
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