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バッカニアーズDTべアがタッチダウンしたNFL史上最も重い選手に

2019年11月25日(月) 15:15


タンパベイ・バッカニアーズのビータ・ベア【AP Photo/John Bazemore】

ジェイミス・ウィンストンをクオーターバック(QB)に頂けば、時に奇妙なことが起こる。

シーズン第12週にアトランタ・ファルコンズと対戦したタンパベイ・バッカニアーズは、ある動きでリスクを上回る報いを得た。

前半残り44秒で敵陣1ヤードにつけたバッカニアーズは、ディフェンシブタックル(DT)ビータ・ベアをレシーブする資格のあるフルバックとして試合に投入した。ベアはブロックしたわけでも、他にターゲットにできるレシーバーを作るために登場したわけでもない。それらはプレーアクションのフェイクとして想定された役割であり、実際は347パウンド(約157kg)のラインマン自身がターゲットとして意図されていたのだ。

そして、ベアはこれ以上ない美しさでボールをキャッチする。このプロセスによって、ベアはこれまでタッチダウンを決めてきた数多の選手の中で、NFL史上最も重い選手となった。

『Pewter Report(ピューター・レポート)』によれば、ベアは「ジェイミスをほめてくれよ。彼がいいボールを投げた。俺はスポットにいただけだ。ジャンプなんてしなくてよかった。手をのばす必要もない。俺の方にまっすぐに飛んできた。ただキャッチするだけで良かったんだ」と語ったという。

『Pro Football Reference(プロフットボール・リファレンス)』によれば、ベアと同じ偉業を達成した340パウンド以上の選手は2人しかいない。殿堂の一員であるジョナサン・オグデンと以前のレコードホルダーであるドンタリ・ポーだ。今はカロライナ・パンサーズのDTであるポーは、カンザスシティ・チーフスのメンバーとして得点を上げた2015年に346パウンド(約154kg)だった。今回の記録更新はそれから4年と2日で達成されている。

「俺にとっては、まだ非現実的な感じさ」とベアはバッカニアーズの公式サイトで述べた。

「まだあの瞬間にいるような気がする。携帯電話を見て、家族や大好きな人たちのメッセージを見てエキサイトしている。とにかく興奮しているんだ」

35対22で勝利した試合において、ベアはタックル2回、パスディフェンス2回、サック1回も記録している。

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