カロライナ・パンサーズのクオーターバック（QB）キャム・ニュートンは2019年シーズンを終わらせた足のケガのリハビリに努めてきた。しかし、それはうまくいかなかったようだ。

『NFL Network（NFLネットワーク）』のティファニー・ブラックモンは情報筋の話を元に、ニュートンが手術を受ける計画だと伝えた。暫定ヘッドコーチ（HC）ペリー・フューウェルはのちに、ニュートンが来週に手術を受けると認めている。

パンサーズは11月序盤に、それまで数週間にわたってステータスに疑問のもたれたニュートンをIRリスト（故障者リスト）に入れている。プレシーズンに足を痛めたニュートンは2019年シーズンに2試合にしか出場していない。チームはニュートンの状態に問題はないとしていたものの、実際のニュートンの姿はその表現からは程遠く、1マイル違いでターゲットを外し、ポケットでは動けない様子だった。

30歳のニュートンは過去に2年連続でオフシーズンに肩の手術を行った経緯がある。以前は肩の手術を遅らせたことがあるが、今回は足の手術を待った時間が少ないことで、同じようにオフシーズンを台無しにしなくて済むのではないかという部分に希望がある。

NFLネットワークのイアン・ラポポートは12月に手術を行うことで、ニュートンは3月のオフシーズンワークアウトに間に合うように戻ってこられるかもしれないと述べた。

ニュートンの未来がどうなっていくかは、今後見えてくるだろう。

元HCロン・リベラが解雇され、パンサーズはオーバーホールモードに入っている。チームは2015年のMVPから移行することを決断するかもしれないし、ニュートンがケガから回復するのを待ちたいと新HCが望むかもしれない。

ケガがないときのニュートンは空も陸も制するデュアルスレットのQBとして活躍してきた。ケガがないニュートンをここ数年見られていないのは残念なことだ。