レイダースRBジェイコブスは今週にも試合復帰の見込み
2019年12月12日(木) 12:12深刻なけがのニュースが相次ぐ今週のNFLだが、オークランド・レイダースには前向きな報せが入っている。
ランニングバック(RB)ジョシュ・ジェイコブスが肩のMRI検査を受け、ポジティブな所見を受けたと『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが情報筋の話を元に伝えている。ジェイコブスは今週末にフィールド復帰する見込みだとラポポートはつけ加えた。公式の報告によれば、ジェイコブスは水曜日の練習に制限付きで参加している。
肩を負傷したジェイコブスはシーズン第14週にチームがテネシー・タイタンズに42対21で敗北した試合を欠場していた。シーズン第7週にグリーンベイ・パッカーズに敗れて以来でジェイコブスを悩ませていたのは肩甲骨骨折だったことが分かっている。ジェイコブスを欠いたレイダースオフェンス陣は地上戦の安定性を失い、ディアンドレ・ワシントンとジェイレン・リチャードを合わせてラン21回、81ヤード、タッチダウン1回にとどまっていた。
プロ初年度を送っているジェイコブスはレイダースにとって輝ける新星であり、ランで1,000ヤードを突破して12試合で7回のラッシングタッチダウンを決めていた。マーショーン・リンチとラタビアス・マレーが去った穴を埋めていたジェイコブスは、今後のレイダースを背負って立つRBだと見られている。ほぼ失われた状態のシーズンで負傷したジェイコブスに経験を積ませる意味を疑問に思う者がいるのももっともだが、MRIの結果によってコンディションに改善が見られるならば、2019年の最後の3週間に出場するのも歓迎すべき事態だろう。
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