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ブラウンズWRランドリー、ベッカムは「出ていこうとしているわけではない」

2019年12月13日(金) 06:30

クリーブランド・ブラウンズのジャービス・ランドリーとオデル・ベッカム【AP Photo/David Richard】

オデル・ベッカムの今後にまつわるうわさがささやかれる中、彼の親友はいつも通り味方についた。

クリーブランド・ブラウンズのワイドレシーバー(WR)ジャービス・ランドリーはベッカムがクリーブランドを離脱しようとしているわけではないと主張する。

現地12日(木)、ランドリーは「どこか別のところに行こうとしているわけですらない。彼はリーダーだ。毎日、仕事に来るようなタイプだ。ケガをおしてプレーするようなヤツだ。選手に求めるものすべてを持っている。この組織の中で、彼は影響力があり、自分自身にも俺たち全員に関しても責任がある中で、すべての日曜日に戦わないといけない。そして彼はそれをやっている。つまり、出ていきたいわけじゃない。出ていこうとしているわけでもない」と明かした。

ベッカムの周囲に持ち上がった騒動は、先週、自らの将来に関する質問を受けたベッカムが漠然とした答えを返したことで加熱し、さらに週末にはベッカムが活発にクリーブランド離脱をもくろんでいるといった報道が相次いだ。

ベッカム自身はブラウンズでは終わったという気持ちはないと否定している。ルイジアナ州立大学にもベッカムと同じ釜の飯を食い、以来、大親友の関係にあるランドリーはベッカムのフラストレーションの大部分が失望のシーズンに起因していると強調した。

ブラウンズの主要メンバーはベッカムの離脱に向けた考えを撃退しようと試みている。その中にはクオーターバック(QB)ベイカー・メイフィールドもいる。

11日、メイフィールドは「彼のことは自分には答えられない。というか、すべてはうわさだから。ただ、俺は俺で彼と話しているし、自分たちの会話の内容は分かっているから、心の底から彼のことを信用している」とコメントした。

今季のブラウンズは6勝7敗、ベッカムは13試合でレシーブ59回、844ヤード、2タッチダウンにとどまっている。

【C】