ジャイアンツ先発QBはマニング、ジョーンズは欠場
2019年12月15日(日) 07:44イーライ・マニングは少なくともあと1戦はニューヨーク・ジャイアンツのホームゲームで先発を務めることができる。
ルーキークオーターバック(QB)のダニエル・ジョーンズはハイアンクルの捻挫により、現地15日(日)に控えたマイアミ・ドルフィンズとのサンデーゲームには出られないとチームが発表した。
予想されたニュースではあるものの、ジョーンズが制限付きで今週の練習に復帰していたことを考えると、注目に値する面がある。ジョーンズがある程度の活動が可能な状態であっても、“ビッグブルー”は賢明にも負け越しのシーズンで1巡指名の復帰を急がないというわけだ。
そして、先週の復帰戦でフィラデルフィア・イーグルスに敗れたマニングは、少なくともあと1度、ホームで先発の機会を与えられた。これが彼のニューヨークでの最後の雄姿になるかもしれない。
先発復帰戦の前半で、マニングはルーキーワイドレシーバー(WR)のダリウス・スレイトンに深いダイナミックなパスを投げて勢いに乗った。ところが、後半になるとオフェンスが沈黙してしまい、ジャイアンツは逆転負けを喫した。
ドルフィンズとのサンデーゲームはジャイアンツで長いキャリアを過ごしたマニングの最後のホームゲームとなる可能性がある。ここで勝てば、16年間のプロ生活でレギュラーシーズンの勝率を5割に戻せるかもしれない。第14戦の敗北で彼の先発としての成績は116勝117敗となってしまっていた。
マニングの地元での最後の試合ということになれば、メットライフ・スタジアムの大観衆は2度のスーパーボウル制覇を果たしたQBに感謝の気持ちを込めて、大きな声援で別れを言うに違いない。
この他にジャイアンツのガード(G)ケビン・ザイトラー(足首/手首)と、タイトエンド(TE)レット・エリソン(脳振とう)も欠場が決まっている。
【M】