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コイントスで混乱も後半でボールを保持したカウボーイズ

2019年12月16日(月) 10:52

ダラス・カウボーイズのダック・プレスコット【AP Photo/Ron Jenkins】

現地15日(日)に実施されたダラス・カウボーイズとロサンゼルス・ラムズとの一戦では、前半開始時に混乱が生じた末、ハーフタイム後にボールはカウボーイズに渡った。

当初、カウボーイズのクオーターバック(QB)ダック・プレスコットがレフェリーのウォルト・アンダーソンにカウボーイズが”辞退“ではなく”キック“を選ぶと伝えたため、ラムズが第1クオーターと第3クオーターでボールの所有権を持つことになると想定された。

『FOX(フォックス)』はプレスコットが”キック“と述べた後に、カウボーイズは”辞退“を希望したのだと説明している音声を放送。しかし、最初の行き違いから、ラムズが後半でもボールを所有する流れだった。

だが、ハーフタイムの間に問題が整理され、アンダーソンはラムズのヘッドコーチ(HC)ショーン・マクベイとカウボーイズのHCジェイソン・ギャレットのそれぞれと話し合い、ラムズのキックオフで後半が始まっている。
 
フォックスのレポーターとの会話で、アンダーソンは“辞退”という言葉をある時点でプレスコットが発したと判断したと明かしている。

NFLのルールブックの規則15、セクション3第9項では「試合運営陣はリプレーオフィシャルがフィールドオフィシャルと協議すること、もしくは試合運営上での問題のリプレーレビューを実施することを認める」と定められている。

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