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ライオンズオーナー、「来年はプレーオフ争いを」

2019年12月19日(木) 07:45


デトロイト・ライオンズ【AP Images/Rick Osentoski】

デトロイト・ライオンズのオーナーはヘッドコーチ(HC)マット・パトリシアとジェネラルマネジャー(GM)ボブ・クインに対し、その指令を明確にした。2020年に勝つことだ。

少なくともあと1シーズンはヘッドコーチとGMを続投させると発表した翌日、オーナーのマーサ・ファイアストン・フォードと娘のシーラ・フォード・ハンプ、球団社長のロブ・ウッドはライオンズファンに宛てて公開書簡を発行し、チームのスタンスを明確に宣言した。

「誤解のないように申し上げると、私たちのライオンズにかける期待は2020年にプレーオフのコンテンダーとなることです」

書簡では残り2試合となった時点で3勝10敗1分の戦績にとどまるライオンズの2019年シーズンに失望していると述べられているが、惜敗した試合や、故障者リスト入りしたクオーターバック(QB)マシュー・スタッフォードらのケガがシーズンの戦いを狂わせたことにも触れている。

「今季を評価するにあたり、ただの記録として考えています。1シーズンのみならず数年にわたって成功を収められるよう、あらゆるポジションに深みをもたせつつ、高い評価を得る選手やコーチ陣の強固な基盤を持ってチームを構築していけるよう努力しています。肉体的にも精神的にもタフなことです。われわれのチームの強さ、競争力、文化において、この基盤の兆候を確認しています。NFLにケガは付き物ですが、決して言い訳にはなりません。それでも、われわれのチームはベストプレーヤーの一部を襲った深刻なケガを乗り越えてプレーしてきました。そういったケガがありながらも、それぞれの試合で競争力を維持し、チームはその深みと強さを発揮しました」

パトリシアHCの下、ライオンズはこの2シーズンで9勝20敗1分の戦績だ。クインGMが率いた4シーズンでは27勝34敗1分となる。

【C】