カロライナ・パンサーズはすでにヘッドコーチ（HC）を解雇している。すなわち、新しいHC選びは2019年シーズンが終わる前から進んでいるのだ。

このプロセスには有名な元HCもかかわっている。『NFL Network（NFLネットワーク）』のマイク・ガラフォロはパンサーズが元グリーンベイ・パッカーズHCのマイク・マッカーシーと面談したと報じた。最初にこのニュースを伝えたのは『ESPN』だった。

マッカーシーはクオーターバック（QB）アーロン・ロジャーズとのコミュニケーションに難を抱えた落胆の2018年シーズン終盤にパッカーズから解雇された。2019年はフットボールに携わっていない。

マッカーシーがパッカーズと過ごした13シーズンにおけるレギュラーシーズンの戦績は125勝77敗で、プレーオフでは10勝8敗をマーク。2010年には第45回スーパーボウルを制している。

マッカーシーが2020年にパンサーズのHCとなった場合、30歳のスターQBキャム・ニュートンといかに関係性を築いていくかが、このコーチを起用する前に答えを出すべき最大の問題となるだろう。パンサーズのオーナーであるデビッド・テッパーは2018年にチームを引き継いでから初めての本格的なコーチ探しに乗り出しており、決断を下すまでには時間をかけて候補者を吟味するはずだ。テッパーがマッカーシーをどう評価しているかは分からないが、一つの事実がある。すなわち、マッカーシーは過去に数々の成功を収めたHCだ。

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