シューマーHCを解任したジャイアンツ、ジェトルマンGMは続投
2019年12月31日(火) 01:50またも負け越しのシーズンが終わりに近づく中、ニューヨーク・ジャイアンツはクオーターバック(QB)ダニエル・ジョーンズとランニングバック(RB)セイクワン・バークリーの印象的なパフォーマンスに、有望な未来を垣間見たかもしれない。
しかしながら、『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが現地30日(月)朝の第一報で伝えたところによれば、その未来にヘッドコーチ(HC)パット・シューマーは含まれておらず、ニューヨークで実権を握ってからわずか2年で解雇されたとのこと。
ジャイアンツはその後、シューマー解任を発表したが、ジェネラルマネジャー(GM)のデーブ・ジェトルマンは2020年シーズンも続投すると明かした。
ジャイアンツのオーナーであるジョン・マーラは声明の中で「スティーブと私はジャイアンツの状態について広範囲に及ぶ議論を進めてきた。今朝、われわれは非常に難しい決断を下し、このフランチャイズの利益を最大に考えた上で、パットをその役目から解くことにした。過去3シーズンはチームにとってもファンにとっても、至極残念なものとなった。パットはNFLのヘッドコーチとして21年間、成功を収め、高い評価を得てきた。われわれの結果は彼一人だけの責任ではない。しかしながら、コーチングスタッフに関してフレッシュなスタートを切ることがベストな道だという結論に至った」と説明している。
「オーナーとして、最近の低迷した成績に関してはわれわれがすべての責任を負う。一貫してハイクオリティなフットボールを披露することがわれわれの目標であり、迅速かつ十分な好転となるよう、自分たちにできることはすべてやるつもりだ」
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