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カウボーイズがギャレットHCを解雇

2020年01月06日(月) 09:42


ジェイソン・ギャレット【AP Photo/Ron Jenkins】

スーパーボウル出場が期待されながらもプレーオフ進出もかなわなかったシーズンを終え、ジェイソン・ギャレットがヘッドコーチ(HC)としてダラス・カウボーイズを引っ張っていく時代は終わった。

HCの去就について推測が飛び交っていたカウボーイズが、チーム史上2番目に長く統治してきたギャレットHCに別れを告げている。

カウボーイズが現地5日(日)にギャレットHCを解雇したと『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが報じた。このニュースを最初に伝えたのは『Fox Sports(フォックス・スポーツ)』のジェイ・グレイザーだった。

ギャレットHC解雇のうわさはシーズンが終わったときから続いていたものの、決着がついたのはカウボーイズのシーズン最終戦から1週間がたち、ライバルのフィラデルフィア・イーグルスがシアトル・シーホークスを相手にNFCのワイルドカードゲームに臨むさなかとなってからだった。

一方、チームはすでに後任候補との面談を行っており、これまでに元グリーンベイ・パッカーズHCのマイク・マッカーシーや元シンシナティ・ベンガルズHCのマービン・ルイスと話し合っている。

チームとギャレットの歴史はギャレットがカウボーイズのバックアップクオーターバック(QB)を務めていた1993年から1999年の期間にまでさかのぼる。ウェイド・フィリップスHC指揮下の2007年にカウボーイズの攻撃コーディネーター(OC)となったギャレットは、2010年にチームが1勝7敗をマークした後にフィリップスに代わって暫定HCとなった。そこからギャレットはカウボーイズHCとして85勝67敗を記録している。

今季になって一時は3勝0敗を記録していたカウボーイズだが、3連敗を2回喫するなど、シーズンが進むにつれギャレットHCの立場は厳しくなっていた。

53歳のギャレットHCがカウボーイズをプレーオフに導いたのは3度で、いずれもNFCディビジョナルラウンドで敗退している。カウボーイズが最後にNFCの頂点に立ったのは、選手としてロースターに入っていたギャレットと共にスーパーボウルを制した1995年のことだった。


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