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DEワットのプレー増加を望むテキサンズ

2020年01月07日(火) 12:14


ヒューストン・テキサンズのJ.J.ワット【AP Photo/Michael Wyke】

現地4日(土)にバッファロー・ビルズと対戦した際、ヒューストン・テキサンズのディフェンシブエンド(DE)J.J.ワットは前半の大部分でサイドラインに立ち、チームが10点以上の差をつけられるのを見つめていた。

後半になるとテキサンズはワットを解き放ち、オーバータイムでの勝利を収めている。

胸筋断裂から迅速に復帰したワットだが、前半では36回のプレー中16回にしか登場しなかった。一方、後半とオーバータイムではスナップ44回中34回でプレーしている。プラン変更によってワットが活気づき、テキサンズに大きな変化をもたらした。

ワットは重要な局面でクオーターバック(QB)ジョシュ・アレンをサックし、相手にフィールドゴールを強いて20点差を追いかける展開を回避している。その後もQBの脅威となり続けたワットはサックを積み重ね、2回のQBヒット、1回のタックルフォーロスを記録した。

ディビジョナルラウンドでカンザスシティ・チーフスと対戦するテキサンズにとって、ワットが全力でQBパトリック・マホームズを中心とする面々をスローダウンさせることが必要なのは明らかだ。

ヘッドコーチ(HC)のビル・オブライエンはワットのプレーが増えるかについて「今週の間に彼の調子や具合を見ていく」と『The Athletic(ジ・アスレチック)』のアーロン・レイエスに語った。

「彼と私、そしてロメオ(クレネル/守備コーディネーター)でコミュニケーションをふんだんに取る。彼は長い間それをやってきたから、彼の調子やどのくらいそこにいられるかを決断する上で彼が助けてくれるだろう」

2カ月にわたって活動から遠ざかっていたワットは試合後、自身の体の快調ぶりに驚いたと話している。

テキサンズには後半のワットが再び必要になる。

他にはワイドレシーバー(WR)ウィル・フラーが鼠径(そけい)部の負傷でワイルドカードゲームを欠場していたが、オブライエンHCはフラーのステータスについてははっきりと明かさなかった。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートは6日(日)、テキサンズは順調にいけばフラーの復帰を見込んでいると伝えている。スピードのあるフラーは今季のテキサンズオフェンス陣において重要なメンバーとなっており、攻撃の選択肢を広げていた。フラーがプレー可能ならば、QBデショーン・ワトソンはチーフスにとってより危険な存在となるだろう。


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