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RBリンチ、2020年のプランを語らず

2020年01月14日(火) 14:41


シアトル・シーホークスのマーショーン・リンチ【AP Photo/Julio Cortez】

シアトル・シーホークスがポストシーズンから脱落して間もなく、これまでになく短いシーズンを終えたマーショーン・リンチには再再引退を考慮する心構えはまだなかった。

グリーンベイで28対23の敗北を喫したリンチは「分からない。そのうち分かるさ」と語っている。

リンチは12月の終わりに、トップ3のランニングバック(RB)であるクリストファー・カーソン、ラシャード・ペニー、C.J.プロサイスをけがで失っていたシーホークスと契約を交わした。プレーオフ2試合を含む3ゲームで、リンチはキャリー30回、67ヤードを記録。キャリー平均2.2ヤードという数字は長い休止期間を経て爆発力やスピードが不足していることを示唆していた。

しかしながら、リンチはある役割で成功している。それはゴールラインバックの役割だ。リンチは道をかき分け、3試合で4回のタッチダウンを決めてきた。

自らのカムバックについてリンチは「堅実だった。かなり堅実だったよ」と述べている。

33歳の“ビーストモード”は自らの未来についてあれこれ言うことに興味はなかったようだ。それに代わり、リンチは若手プレーヤーのための哲学を披露することに時間を費やしている。

『Seattle Times(シアトル・タイムズ)』によればリンチは「多くの若い奴らにとっては不安定な期間なんだ。あいつらは金のことを気にかけない。だからもし俺だったら、それか、俺が若手に何か言うとしたら、アフリカ系は金に注意しろと言うだろう。そういうものはずっとは続かないんだから」と語ったという。

「俺は引退の向こう側にいた。そこにたどり着いて自分のしたいことをできるのはいいことさ。だから、みんながそこにいる今、こう言いたい。食い扶持に気をつけること。体に気を配り、金に注意する。メンタルもケアする。いつまでも続くわけじゃないんだ。俺には一緒にプレーしていたけれど、もうここにはいない選手が何人かいる。もういないんだ。メンタルとボディーと金に気をつけろ。そうれば去ることになったときに去り、自分のやりたいことができる」

これがビーストモードの哲学だ。その言葉はどれ一つとっても正しい。

今回こそリンチが引退するのなら、寂しくなることだ。


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