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ビッグネームがFAになる中、残留を望むタイタンズRTコンクリンとCBライアン

2020年01月21日(火) 16:19

テネシー・タイタンズのローガン・ライアン【AP Photo/Steven Senne】

現地19日(日)にAFCチャンピオンシップゲームでカンザスシティ・チーフスに敗れたテネシー・タイタンズは、多くの疑問符と共にオフシーズンに入った。

クオーターバック(QB)ライアン・タネヒルとランニングバック(RB)デリック・ヘンリーは、タイタンズが対応すべき間もなくフリーエージェント(FA)になる選手の筆頭に挙げられる。だが、他にもチームを離れる可能性のある選手はいるのだ。

3月にフリーエージェント市場に登場しそうな主要先発メンバーとしては、ライトタックル(RT)ジャック・コンクリンとコーナーバック(CB)ローガン・ライアンがいる。

かつての1巡目指名選手であるコンクリンは膝と脳震とうの問題で2018年に7試合に欠場しており、5年目オプションは有効になっていない。25歳のコンクリンは今季にプレーオフを含めて19試合に先発し、キャリアベストのシーズンを満喫した。『Pro Football Forcus(プロ・フットボール・フォーカス)』によれば、コンクリンは今季のタックルの中で9位に入っている。

先発レベルのオフェンシブラインマンが出てくることがあまりないマーケットを活用できる可能性を秘めたコンクリンは、テネシーにとどまりたいという希望を抱いているようだ。

「理想を言えば俺はこのチームに戻りたい」とコンクリンはチームの公式サイトで語った。

コンクリンの5年目オプションを有効にしなかった決断が、ビッグネームが複数FAになる今となってチームをちくちくと刺している。

同じく、2017年に3,000万ドル(約33億円)の3年契約を結んでいたCBライアンも、未来がどうなるか分からないままオープンマーケットに向かいつつある。

「未来が見えるなら、“バック・トゥ・ザ・フューチャー”みたいに賭けをしてるさ」と言うライアンは「でも、誰もそんなことは分からない。だから、ジョン(ジェネラルマネジャー/GMのロビンソン)やスタッフと話したけれど、彼でさえわからないんだ。今はみんながしっかり固定されていて、試合に勝とうとしていた。本当のところ、俺はこのチームに心と魂を捧げたいんだ。ここをもっと良くしたい。もし離れるんだとしても、自分が来たときよりも良くしておきたい。そうできたとは感じているよ。俺は3年契約を結んだ。それがタイタンズが俺にオファーしたものだ。俺はそれを受け、家族と共に移ってきた。俺は3年を費やし、出られる限りの試合に出た。誠心誠意、すべてのスナップをプレーしてきた」と続けている。

タイタンズは第3シードのニューイングランド・ペイトリオッツと第1シードのボルティモア・レイブンズを破る見事な戦いぶりでプレーオフを駆け抜けた。もう一度そんな力を発揮するには、このオフシーズンに何人かのキープレーヤーについて難しい財政的な決断を下す必要があるだろう。


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