レイダースと共にベガスへ旅する“ブラックホール”
2020年01月22日(水) 18:18レイダースファンよ、恐れるなかれ。ブラックホールはマーク・デービスのチームについていく。
チームのラスベガス移転に伴い、エンドゾーンに布陣する悪名高い熱狂的ファン集団“ブラックホール”も当初は消滅してしまうのではないかと見られていた。
「ブラックホールにいる多くの面々がアレジアント(スタジアム)の南エンドゾーンのチケットを購入した。組織としてどうなるかは見てみよう」とレイダース社長のマーク・バーデンは『Las Vegas Review-Journal(ラスベガス・レビュー・ジャーナル)』に語っている。
移転後にこのセクションがどれくらいの規模になっているかも今後分かってくるだろう。ブラックホール本部の副会長にしてラスベガス支部の会長であるシスコ・オルテガはラスベガス・レビュー・ジャーナル紙に次のようにコメントした。
「(南エンドゾーンに)8人いると思う。他のブラックホールのメンバーがその上のセクションや、スタジアムの他のセクションにいるだろう。あのエリアがブラックホールの場所として知られているのは分かっている。でも、オークランドのコロシアム全体にブラックホールのメンバーはいるんだ」
バーデンは6万5,000席のスタジアムにおいて、パーソナルシートライセンスの購入者の40%がネバダ州外の人物だと指摘。ロサンゼルスとの近さやオークランドから比較的短いフライトで済むことを考えれば、忠誠心のきわめて高いファンベースが移転後にチームの元へ旅するとしてもおかしくない。
ブラックホールのオークランドからベガスへの移動は、他の何にも劣らないファンベースの情熱を強調する。長くゆったりとしたオークランドとの別れが終わりを迎えても、スタンドのファンは決して動揺することなくチームと向かいあってきた。彼らのホームタウンチームがベガスのきらびやかな華々しさと合わさることになっても、レイダースファンはあまり減らなかったようだ。ただ彼らの心がネバダへと飛んでいくだけのことだ。
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