シーズンを終えたタイタンズWRブラウン、「次はもっと上へ」
2020年01月23日(木) 00:282019年のテネシー・タイタンズがたどった驚きの物語の中で主役を担ったのは、勇敢なるランニングバック(RB)デリック・ヘンリーとよみがえりしクオーターバック(QB)ライアン・タネヒルだった。
しかし、順調にプレーオフに進んでからも2度の衝撃的番狂わせを演出する中で、同じように活躍したのが彼らのワイドレシーバー(WR)、A.J.ブラウンだった。
1,051レシーブヤードというブラウンの記録はルーキーの中でトップであり、他にも彼は100ヤードゲームを5回達成し、52回のキャッチでレシーブ平均はなんと20.2ヤード、8回のタッチダウンを挙げている。
これだけの成績を残してAFCチャンピオンシップゲームまで到達したにもかかわらず、ブラウンは自分にもチームにもこの先にもっと多くを望んでいる。
「俺は自分の目標を達成できなかった。でも、それはいいことなんだ」とブラウンはチームの公式サイトでジム・ワイアットに語った。「来年また戻ってきて、もう一度挑戦し、もっと上のゴールを目指せるんだから恵まれている。俺はもっと高いゴールを決めて、仕事に取り組むよ」
「チームとしても、俺たちはもっと上に行きたいと思っている」
ワイアットによると、ブラウンが初シーズンに目指していたのは1,500ヤードと15回のタッチダウンだったという。もしブラウンがその数字を達成していたなら、彼はNFLのTDキャッチでトップに立ち、ヤード数では2位になっていたはずだ。実に高い目標といえる。
プレーオフを含めて19戦があっという間に過ぎ去っていったが、ブラウンも同じように身長185cm、体重103kgの彼にタックルを仕掛けてくるディフェンス陣を置き去りにして駆け抜けた。
その過程で彼はプレーをしながら学習していった。
「臨機応変に対応することを学んだ」と彼は言う。「NFLにはいい選手がたくさんいる。優位に立つために、毎週新しいことを学んでいく」
ここで満足することなく、さらなる前進を誓うブラウンだが、自分のルーキーシーズンがどれほど特別なものだったかは彼も理解している。
「本当に天の恵みだよ」と彼は述べた。「長い道のりだった。すごくつらい時期もあったけど、俺はそれを乗り越えてきた。今の状況にいられて、AFCチャンピオンシップゲームにまで行けたんだから、本当にありがたいことだ」
タイタンズのファンは大きな疑問を抱えてこれからのオフシーズンを過ごすことになる。中でも気になるのはフリーエージェントになるヘンリーとタネヒルの動向だ。だが、ブラウンはただ前進するのみ。この先さらなる成功を求めて走り出す前に、彼は少しだけ休息を取ることにしている。
「このオフシーズンは思い切り楽しむつもりだ――長いシーズンだった」と彼は述べた。「でも、仕事を再開したら次のレベルに進めるように精いっぱい努力するつもりだ」
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