2020年も戻ってきたいとペイトリオッツキャプテン、スレイター
2020年01月23日(木) 23:08ニューイングランド・ペイトリオッツのキャプテンを長年務め、何度もオール・プロに選ばれながら、この先の確約がないまま2020年のオフシーズンを迎えようとしているのはトム・ブレイディだけではない。
8度のプロボウラーでスペシャルチームの専門家、マシュー・スレイターを忘れてはいけない。彼は2008年のドラフトで5巡指名を受けてからチームに在籍し続けている。
34歳のスレイターは3度目のサイクルで2度目のフリーエージェント(FA)になろうとしているところだ。前回市場に出た際には、ペイトリオッツと2年間、5度目の契約にサインし、ここに戻ってきた。
この春に彼はまた6度目の契約を結ぶことになるのだろうか? スレイターは現地22日(水)、『The Athletic(ジ・アスレティック)』のジェフ・ハウに対し、2020年もプレーを続けたいとの思いを語ったが、ニューイングランドにいるかどうかは分からないと述べた。
「間違いなく自分の家族のように感じているし、それについてはたくさん考えた」とスレイターはハウに語った。「俺は今もプレーすることが大好きで、まだ続けたいと思っている。今の気持ちとしては、これからもプレーを続けたい。この先がどうなるかは様子を見守るしかないよ。俺の知らない未確定のものがあれこれとある。でも、俺は来年のプレーに備えるつもりでアプローチしていく。あとは成り行き次第だ。今はそんな状態」
ペイトリオッツのロースターの顔ぶれはこのオフシーズンに激変することになる。多数のチームリーダーと重要メンバーがFAになるためだ。リーグイヤーの開始と同時に契約切れとなるブレイディやスレイターに加えて、フリーセーフティ(FS)デビン・マコーティー、ラインバッカー(LB)のカイル・バンノイとディフェンシブバック(DB)のジェイミー・コリンズとネイト・エブナー、オフェンシブガード(OG)ジョー・サニーが全員3月18日(水)から無制限のFAとなる予定だ。
ペイトリオッツがチーム内のFAの中で誰を最も熱心に狙うつもりなのかは不明だ。ロッカールームでチームに発破を掛け、コンスタントにプロボウルに選出されるスレイターは、彼らにとって手放してはならない選手だという考え方もあるだろう。
スレイターは2020年もペイトリオットでありたいと願っている。しかし、決定権は自分にはないとスペシャルチームの達人は言う。
「俺は何度かキャリアを最後までここで終えたいという願望を表明してきたつもりだ」とスレイターはハウに述べた。「1カ所で12年もプレーしていると、どこか他の場所でプレーすることを想像するのが難しくなる。俺は確かにそれを公に表明した。個人的にも表明した。でもやっぱり、そうした決定権がいつも自分にあるわけじゃない。進展を見守るだけだよ」
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