守備部門の年間最優秀新人賞は49ersDEボサ
2020年02月02日(日) 22:27ニック・ボサは今シーズンのNFLに火を付け、サンフランシスコ・49ersを第54回スーパーボウルへと押し上げた。
49ersのパスラッシャーは輝かしい功績リストにまた1つの賞を追加した。現地1日(土)夜、2019年AP通信NFL守備部門の年間最優秀新人賞が彼に授与されている。
ニックとジョーイ・ボサは史上初の兄弟での同賞獲得となった。
ニックはオフェンシブラインメンを相手にするのと同じようにライバルを圧倒し、43票の大量票を集めている。オークランド・レイダースのラインマン、マックス・クロスビーが2位だが、得票数は4にとどまった。ピッツバーグ・スティーラーズのラインバッカー(LB)デビン・ブッシュが3位(2票)で、ジャクソンビル・ジャガーズのディフェンシブエンド(DE)ジョシュ・アレンも1票を獲得。
ディフェンシブラインに1巡の有能な選手を並べる49ersだが、それがうまくはまったのは彼らが2019年のドラフトでボサを全体2位指名した後だとしても驚きではない。
このエッジラッシャーには止まることを知らないモーター、サイズ、プレーを診断する驚異的なIQ、とてつもないパワー、バックサイドからのボールキャリアーを追うスピード、そしてオフェンシブラインマンを驚かせる爆発力を併せ持っている。
ボサはレギュラーシーズンで9回のサック、47回のタックル、パスディフェンス2回とインターセプト1回を記録した。ポストシーズンの2試合でさらにサック3回とパスディフェンス1回を付け加えている。
兄のジョーイと共通する彼のモーターは、オフェンスにとって悪夢だ。『Pro Football Focus(プロ・フットボール・フォーカス)』によるとポストシーズンを含む18戦で、彼はトータル90回のプレッシャー、19回のヒット、58回のハリーを積み上げた。さらにレギュラーシーズンで20回のストップとカバレッジで12回のストップも挙げており、どちらのカテゴリーでもルーキー中トップだ。レギュラーシーズン中80回のプレッシャーというのは、これまでルーキーのエッジディフェンダーが出した記録を14回上回っている。
これだけ洗練されたエッジラッシャーが舞台に現れ、ボサがしたようにシーズンの重要な部分で活躍するというのはそう毎日起こることではない。スターぞろいの49ersディフェンシブラインの中でもルーキーの彼は突出しており、クリーブランド・ブラウンズ戦では因縁のあるベイカー・メイフィールドにリベンジを果たした。
年間最優秀新人賞はボサの1年目の功績に花を添えた。彼はプロ・ボウルに選ばれ、ペプシNFL年間最優秀新人賞とPFWA新人賞も獲得した。ボサと49ersは最後にもう1つ、どうしても手に入れたいトロフィーを目指して第54回スーパーボウルに臨む。
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