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第54回スーパーボウルで49ersとチーフスが激突! 勝利したのは・・・!

2020年02月03日(月) 12:29

サンフランシスコ・49ersのケンドリック・ボーンとカンザスシティ・チーフスのシャーバリウス・ウォード【AP Photo/Seth Wenig】

現地2日(日)、フロリダ州マイアミのハードロック・スタジアムを舞台に第54回スーパーボウルが開催され、NFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)チャンピオンのサンフランシスコ・49ersとAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)王者カンザスシティ・チーフスが対戦した。

コイントスに勝った49ersが後攻を選んだため、チーフスのレシーブでキックオフを迎えた第1クオーターは、49ersが得意のランプレーから流れをつかんでフィールドゴールで先制するも、直後のチーフスの攻撃でクオーターバック(QB)パトリック・マホームズがリズムを組み立て、タッチダウンを決めている。その後、今回のスーパーボウルで初となるインターセプトにより攻撃権を奪ったチーフスがフィールドゴールを成功させて追加点を得たが、前半終了間際に49ersのQBジミー・ガロポロがフルバック(FB)カイル・ユーズチェックに15ヤードパスを通してタッチダウン、試合を振り出しに戻した。

ペプシハーフタイムショーを挟んで臨んだ後半戦は49ersのリターンから開始され、じわじわと時間を使って敵陣に攻め込んだ49ersがフィールドゴールを成功させて再びリード。さらに、チーフスの攻撃ドライブで49ers守備陣も奮闘し、インターセプトでターンオーバーにつなげると、ランニングバック(RB)ラヒーム・モスタートが1ヤードを押し込んで49ersが20対10とチーフスを突き放す。

一方、チーフスの攻撃ドライブは相手陣地に前進するものの、マホームズがまたしてもパスをインターセプトされて攻撃権を失ってしまった。流れは49ersに傾いたかと思われたのもつかの間、チーフスは次の攻撃で49ersがインターフェアの反則を喫して得たロングゲインをきっかけに、タイトエンド(TE)トラビス・ケルシーがマホームズの1ヤードパスを受け取ってタッチダウン、20対17と3点差に追いついている。なんとか勢いを取り戻したい49ersだが、直後の攻撃はボールがつながらず、逆にモメンタムを手にした様子のチーフスがタッチダウンを挙げてついに逆転を果たす。

残り時間が少なくなる中、49ersは懸命にボールを前に進めようとするも、チーフス陣地に入ってパスが通らず、最後はガロポロがサックを受けて万事休す。チーフスはRBデイミエン・ウィリアムスの38ヤードタッチダウンランでリードを11点に広げ、ハードロック・スタジアムに詰めかけた多くのチーフスファンが勝利を確信する中、残り1分強となった試合を締めくくるべくフィールドのバトルに集中。最後まで攻めの姿勢を貫いた49ersはリスクを犯してビッグゲインを狙っていったが、インターセプトを食らってターンオーバーを喫し、試合のラストはチーフスが時間を使って終了の合図を待った。

一進一退の攻防戦となった第54回スーパーボウルは31対20でチーフスが49ersを下してヴィンス・ロンバルディー・トロフィーを獲得している。


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