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スティーラーズがGMコルバートと1年の契約延長

2020年02月06日(木) 11:39

ピッツバーグ・スティーラーズのメイソン・ルドルフ【AP Photo/Gene J. Puskar】

ピッツバーグ・スティーラーズがオフシーズンに抱えていた大きな疑問の一つに答えが出た。

現地5日(木)、チームは副社長兼ジェネラルマネジャー(GM)ケビン・コルバートと1年の契約延長にサインしたこと明かしている。

スティーラーズ社長のアート・ルーニー二世は声明文の中で「私はケビン・コルバートともう1年の契約を結んだことを発表でき、うれしく思う。ケビンはわれわれの成功において重要な役割を担い続けるし、彼の献身とわれわれの人事面での尽力は並ぶものがない。彼がこれらの取り組みを少なくとももう1年率いてくれることを喜ばしく思っている」と述べた。

今回の契約延長の1週間前にはルーニー二世が、コルバートGMが2020年も戻ってくることに楽観的な見方を示していた。この契約によって63歳のGMは“少なくとも”2021年のドラフト終了までピッツバーグにとどまるという。

NFLでも最も尊敬されるGMの一人であるコルバートは、チームとの21年目を迎える。GMとしてはこれが10年目だ。

「過去20年にわたってこのオーガナイゼーションの一部であれたことがどんなに幸運か測るのは難しい。チームを再びプレーオフ争いに戻すことを期待しているし、われわれの最終的な目標、スーパーボウルで勝利することは常に視野にある」

コルバートGMがチームに加わってからスティーラーズは2度のスーパーボウル制覇を果たし、AFCチャンピオンシップ戦で3勝、ディビジョンタイトルは9度獲得してきた。プレーオフ進出は12回を数える。

2019年にはあとわずかのところでポストシーズンに進めず、コルバートGMは鉄壁のディフェンスを誇りながらもクオーターバック(QB)ベン・ロスリスバーガーをシーズンの大半で欠いて苦戦したチームに補充を行う計画だ。

このオフシーズンにおける最大のタスクは、2020年のドラフトを前にラインバッカ―(LB)バド・デュプリーとディフェンシブタックル(DT)ジャボン・ハーグレイブとの再契約を行うことになるだろう。