ベテランDBウェドルが引退を決断
2020年02月07日(金) 11:19ディフェンシブバック(DB)エリック・ウェドルがNFLのセカンダリーで守りにあたることはもうない。
13シーズンにわたって現ロサンゼルス・チャージャーズ、ボルティモア・レイブンズ、ロサンゼルス・ラムズで活躍してきた35歳のウェドルが現地6日(木)に引退を発表した。
今月初めに10年以上のNFLキャリアで初めての手術を行ったウェドルは、未来については時間をかけて決めると語っていた。
その決断が今、下されたのだ。
ラムズのセカンダリーが若返っていく中、ベテランのウェドルはロサンゼルスの短い滞在が終わりそうだと感じていたのだろう。ウェドルは別の街で新たなスタートを切るのではなく、近年で最も記憶に残る選手の一人としてこのゲームから退くことを選んだ。
ウェドルは過去9シーズンでプロボウルに6度選出されており、オールプロのファーストチームにも2度指名されている。2011年にはインターセプト数でNFLをリードした。13シーズンでタックル1,178回、パスディフェンス99回、インターセプト29回、サック9.5回、フォースドファンブル8回、リカバリー7回、タッチダウン5回をレギュラーシーズンの201戦で記録してきた。ポストシーズンではインターセプト1回、サック2回をマークしている。
2007年の2巡目指名を受けてチャージャーズに加入したウェドルはサンディエゴで名声を確立。9シーズンにわたってプレーした後、2016年にボルティモアに移って3シーズンを過ごしている。2019年にはラムズと2年契約を結んでいた。
勝利の後は家族とアイスクリームでお祝いすることがよく知られているウェドル。華々しいNFLキャリアに終止符を打ち、これからはゆっくりアイスクリームサンデーを楽しむ時間ができるはずだ。
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