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シャナハンHCのQBガロポロへの信頼は失われず

2020年02月07日(金) 15:36


サンフランシスコ・49ersのヘッドコーチ(HC)カイル・シャナハン【AP Photo/Wilfredo Lee】

10ポイント差が消え失せ、第4クオーターでのパス成功率は30%を切り、2度目のスーパーボウル敗北を喫した。ヘッドコーチ(HC)カイル・シャナハンにとって決して好ましくないこの数字だが、それでもHCはクオーターバック(QB)への信頼を失っていない。

QBが突然不調に陥り、サンフランシスコ・49ersの攻撃陣が委縮してしまった試合が終わってから4日、シャナハンHCはQBジミー・ガロポロへの信頼を改めて表明している。スーパーボウルでの成績以外に、2人の間で変わったものは何もないという。

ガロポロへのサポートについて聞かれたシャナハンHCは「スーパーボウル前日と同じさ」と回答している。

「何の違いもない。彼はスーパーボウルのMVPになるまで間近のところに来ていたし、われわれ全員が終盤にプレーを決められなかったことを分かっているが、1年を通してそれらを決めてきたわけだし、それこそわれわれがあそこにいた理由なんだ。ああいうゲームの終盤にプレーを決められなかった場合は常に、何よりもQBが攻撃されるし、その次がプレーコーラーだ。そういうものだとわれわれは理解している」

「ジミーはわれわれがスーパーボウルにたどりついたメインの理由の一つだ。彼は多くのものを乗り越えた。NFLシーズンすべてを戦い抜いたのは、彼のキャリアで初めてのことだ。だから、彼が先発した試合はベイカー・メイフィールドよりも多くない。とりわけACL(膝前十字靭帯)をやってから、QBとしてシーズンの最初にリズムやあらゆるものが整っていない中でさまざまなものと戦わなければいけない状態で、彼は初年度に本当によくやっていたと思う」

「そのようにあってプレッシャーに負けず、シーズンが進むにつれて成長していったジミーについて、話すことはたくさんある。プレーヤーとして彼にコーチすることを、そして、人としての彼を、私がどれだけ好いているか言葉では言い尽くせない」とシャナハンHCは語った。

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