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UFC王者ジョン・ジョーンズ、弟チャンドラーは「トップになるべくして生まれてきた」

2020年02月08日(土) 14:45

アリゾナ・カーディナルスのチャンドラー・ジョーンズ【Ryan Kang via AP】

アリゾナ・カーディナルスのラインバッカー(LB)チャンドラー・ジョーンズは、その兄ジョン・ジョーンズが総合格闘技界を席巻してきたように、NFLで過ごした8シーズンを通してフットボールフィールドを支配してきた。

ハードワークに加えて類まれなスキルを有し、驚異的な遺伝子を持つと言っても過言ではないジョン・ジョーンズ――現UFCライトヘビー級王者――は自らと弟について、トップに立つために生まれてきたのだと豪語する。

現地8日(土)に開催されるUFC 247のメインイベントで、無敗のドミニク・レイエスを相手に王座防衛戦に挑むジョン・ジョーンズは月曜日に実施された世界最高峰の総合格闘技界団体UFCのカンファレンスコールで、「これまで俺がタイトルマッチで対戦してきた相手は誰もが、人生で一番のトレーニングキャンプに取り組んだと思っていたはずだ。だから慣れっこさ。俺はもう長いことやっているし、ドミニク(レイエス)のことはとてもリスペクトしていて彼のチームに対してもそうだ。でも、そのどれもこれも俺にとっては新しいものじゃない」と語った。

「度胸、俺が生きている世界はそれがすべてだ。俺はそのために生まれてきたと思っている。弟も、最高のフットボールプレーヤーになるために生まれてきたと思う。兄もまた、最高のフットボールプレーヤーになるために生まれてきた。自分自身は格闘技のケージの中で神の戦士として戦うために生まれてきたんだと思っている」

MMA界において、史上最強ファイターと称されることも多い32歳のジョーンズはキャリア通算25勝1敗、UFCでは19勝1敗の戦績を誇る。テキサス州ヒューストンで開催されるUFC 247で対戦するレイエスは12勝無敗、UFCでは6連勝中だ。ジョーンズが勝てばタイトルマッチ14勝目となり、防衛戦としてはデメトリアス・ジョンソンの持つ12回の最多記録に並ぶ。

弟チャンドラーは自身最高のシーズンを締めくくったばかりだ。

29歳のチャンドラーはNFL最多となる8回のフォースドファンブルを記録し、19回のサックはキャリア最多、二桁サックは5シーズン連続で達成している。

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