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ビッグ・ベンの旅はまだ終わらないとスティーラーズGM

2020年02月14日(金) 12:26

ピッツバーグ・スティーラーズのベン・ロスリスバーガー【AP Photo/Gene J. Puskar】

クオーターバック(QB)ベン・ロスリスバーガーは2019年に2戦を除くすべての試合を欠場し、肘の負傷によって故障者リスト上でシーズンを終えた。

一方で、スティーラーズは“ビッグ・ベン”が完全に健康な状態を取り戻すと期待している。ジェネラルマネジャー(GM)のケビン・コルバートは現地13日(木)にロスリスバーガーのリハビリが順調だと報道陣に語った。

コルバートGMはチームの公式ウェブサイトで「彼は(右肘の手術から)完全に回復できると希望を持っている。これまでのところ、彼はその方向に進んでいる」と述べている。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートは木曜日の“NFL NOW”で、たとえロスリスバーガーの状況が楽観的なものであろうと、春から夏の間にチームがリハビリにゆっくり時間をかける可能性があると指摘した。

「彼のリハビリは順調なようだ。そして、腱を接着するための肘の手術は大きく、重大だった。ベンが春の間にきわめてゆっくりしたペースをたどっても驚きではない。しかし、私が聞き及んでいる範囲から言えば、彼は来年の彼らのQBだ。そして、彼らはそれが2021年も続く可能性についてオープンに考えているようだ」とラポポートは話している。

スティーラーズはロスリスバーガーにまだ何年かのプレー時間が残されていると信じ、ベテランの背後のQBポジションの改良を求めてはいないと主張してきた。

ロスリスバーガーはイーライ・マニングやフィリップ・リバースと同じ年にNFLにやってきた。マニングは引退し、リバースはキャリアで初めて新たな雇用主を探している。ビッグ・ベンの同期がそういった状況を迎える中で、コルバートGMは37歳のロスリスバーガーがまだそのステージに至っていないと考えている。

「われわれはベンが(リバースやマニングに)まだ近づいていないと思っている。彼は旅路の終わりに来ていない」

スティーラーズは素晴らしいディフェンス陣が再び無駄にならないことを期待して、ロスリスバーガーに2020年を委ねた。これまでのところ、チームの見通しは良いようだ。

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