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ルドルフは人種差別用語を使ったと繰り返すブラウンズDEギャレット

2020年02月15日(土) 01:43

クリーブランド・ブラウンズのマイルズ・ギャレット【AP Photo/Tony Avelar】

クリーブランド・ブラウンズのパスラッシャー、マイルズ・ギャレットは、11月に起きた乱闘騒ぎでピッツバーグ・スティーラーズのクオーターバック(QB)メイソン・ルドルフに人種差別的な暴言を吐かれたと強く主張している。ギャレットの出場停止処分はようやく解かれたばかりだ。

「あいつは俺をNワードで呼んだんだ」とギャレットは『ESPN』のミナ・カイムズに語っている。「俺のことを“バカなN野郎だ”って言いやがった」

無期限の出場停止処分が決まった審理の最中にもギャレットは同じことを訴えていた。

NFL側は彼の訴えを裏付ける証拠は見つからなかったとしている。ルドルフは当時、“完全なでたらめ”だと否定し、ギャレットがそんなことを主張するとは“信じられない”と述べていた。

13日(木)に放送されたインタビューでギャレットは同じ主張を繰り返し、剥ぎ取ったルドルフのヘルメットで彼に殴りかかる原因を作った張本人は彼だと述べた。ルドルフは出場停止にこそならなかったが、5万ドル(約50万円)の罰金を命じられている。

「あいつがそれを口にした瞬間、何かがはじけたんだ。それでも俺は必死に抑え、そこから立ち去ろうとした」とギャレットは言う。「なのにあいつが戻ってきたら、また激化してしまったんだ。試合時間が残り少ないってのに、必要以上にエスカレートさせただけじゃなく、またけんかをおっぱじめようとしている。そりゃ、彼だけが悪いんじゃないさ。双方がやるべきじゃないことをやってしまった結果だ」

「俺は何があろうとNワードは絶対に使わない。個人的に言っちゃならない言葉だと思っている。それは俺の家族でも、友人たちでも、誰でも一緒だ。俺がそれを言わないのは、これは使っていい言葉なんだって周囲の誰にも思ってほしくないからだ」

【M】