QBフラッコ、首のMRI検査はポジティブな結果
2020年02月19日(水) 22:38クオーターバック(QB)ジョー・フラッコの去就は不透明なままだが、いくらかポジティブなニュースが届いている。
フラッコのデンバー・ブロンコスでの最初でここまで唯一のシーズンは、首のけがによる故障者リスト(IRリスト)入りという形で終了したが、先週受けたMRIの結果はポジティブだったと18日(火)、『9News.com』のマイク・クリスが伝えた。クリスを通じて、フラッコのエージェントを務めるジョー・リンタは脊椎の専門家にセカンドオピニオンを求めているところだと語っている。
「ジョーにはプレーする意欲が大いにあるが、長期の健康を害するリスクを負ってまでそうするつもりはない」とリンタはクリスに述べた。
クリスはまた、ブロンコスのジェネラルマネジャー(GM)ジョン・エルウェイがフラッコの健康状態を聞いて勇気づけられ、彼の残留オプションを考え始めているとも伝えている。
2019年シーズンの開幕前にトレードでボルティモア・レイブンズからやってきたフラッコにとって新天地での戦いは厳しいものだった。首を痛めた第8週のインディアナポリス・コルツ戦で敗れ、ブロンコスでの先発成績は2勝6敗となってしまった。
35歳のフラッコにはまだブロンコスと2シーズンの契約が残っている。『Spotrac.com』によれば、2020年のベースサラリーは2,025万ドル(約22億2,900万円)、翌2021年は2,525万ドル(約27億8,000万円)だという。
シーズン終盤に2巡指名のドリュー・ロックが頭角を現し、フランチャイズQBのポテンシャルを見せていることもフラッコにとっては良い前兆ではない。だが、首の状態が良さそうだというのは元スーパーボウルMVPのNFL残留に向けた良い兆候といえる。
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