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カウボーイズを離れてもプレー継続を願うTEウィッテン

2020年02月20日(木) 12:10


ダラス・カウボーイズのジェイソン・ウィッテン【AP Photo/Adam Hunger】

ジェイソン・ウィッテンには近いうちに再度の引退をするつもりはない。

ダラス・カウボーイズのタイトエンド(TE)であるウィッテンはプレー継続を望んでいると再び述べた一方、それがキャリアで初めて他のチームでプレーすることを意味する可能性も承知しているとつけ加えた。

チームのウェブサイトによれば、現地18日(火)にテキサス州フリスコでジェイソン・ウィッテン・カレッジ・マン・オブ・ザ・イヤーの授賞式を行ったウィッテンは次のように話したという。

「コーチも将来はあると思うけど、今はできるうちにプレーしたい。それがどこでになるかは見てみないとね。もちろん、ダラス・カウボーイズとやりたいと思っている。俺はいつでもダラス・カウボーイだ。でも、いろいろ変わってどこか他にいかなくてはならないかもしれないのは分かっている」

ウィッテンはコーチに転身する前にあらゆる可能性を追求したいと語っていた。問題は、各チームが16シーズンを過ごしたウィッテンにまだ余力があると判断するかどうかだ。

放送ブースから戻ってきたウィッテンは2019年にキャッチ63回、529ヤード、タッチダウン4回を記録した。これはルーキーシーズン以降で最も少ないヤード数であり、キャッチ平均ヤード(8.4)はキャリア最低にあたる。37歳のウィッテンには年齢なりの兆候が見え隠れし、しばしばドロシーから油をさしてもらわなければならないブリキの木こりのように見えた。

ただし、本人の水準には達していないとは言え、ウィッテンは昨シーズンの全TEと比較してキャッチで8位、ヤード数で14位につけるだけの成績を残している。

ウィッテンはどこかへ旅立つ必要が出てくる可能性を理解している一方、ダラスで17シーズン目を送る希望を捨ててはいない。

今、ベテランTEがすべきなのはとにかく2020年にサインしてくれるチームを見つけることだ。NFLにはまだ引退の構えがない選手をリタイアさせてきた例がある。ウィッテンは自分がその最新のケースにならないことを願っているだろう。

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