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レッドスキンズが2020年もRBピーターソンを確保

2020年02月20日(木) 13:56

ワシントン・レッドスキンズのエイドリアン・ピーターソン【AP Photo/Patrick Semansky】

ランニングバック(RB)エイドリアン・ピーターソンにとって年齢とはただの数字に過ぎない。

ワシントン・レッドスキンズはピーターソンとの2020年のオプションを有効にしたことを現地19日(水)に発表している。

「エイドリアン・ピーターソンとはこのリーグにおいてプロとは何かを表す縮図だ」とレッドスキンズのヘッドコーチ(HC)であるロン・リベラは語った。

「エイドリアンのリーダーシップとフットボールのゲームに傾ける情熱はこのプログラムにおいて前進していく選手に何が求められるかの好例を示している」

レッドスキンズはピーターソンをいかに評価しているかを示すべく、じきに35歳になるRBをカットして225万ドル(約25億円)を節約する代わりに、キャップスペースを300万ドル(約33憶4,000万円)分圧迫してでもピーターソンをキープすることを選んだ。ピーターソンは若きRBらが次々と負傷する中、レッドスキンズで過ごした2シーズンで1,900ヤード以上を走り、タッチダウン12回を決めてきた。

ピーターソンは『ESPN』のジョン・カイムに「このシーズンに入る上で俺にできることはまだまだあるし、もっとこのチームを助けられる」と語っている。

また、ピーターソンの2020年シーズンは歴史的な重要性も秘めている。ピーターソンは歴代ラッシング記録で4位のバリー・サンダースと1,053ヤード差であり、歴代ラッシングタッチダウン記録では3位のマーカス・アレンまであと12回に迫っている。ピーターソンは2015年に1,485ヤード、2012年にタッチダウン12回をマークして以来、それらの記録に1シーズンで届くだけの数字を残していないが、ラッシングにおいては少なくとも2018年にそれに近い数字をマークしている(1,042ヤード)。

とはいえ、レッドスキンズでピーターソンが最初にすべき仕事はそれではない。何よりも重要なのは、チームの期待に応えることだ。

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