ニュース

QBシーミアン、けがを完治させてフリーエージェントに

2020年03月05日(木) 00:33

ニューヨーク・ジェッツのトレバー・シーミアン【AP Photo/Adam Hunger】

ニューヨーク・ジェッツのクオーターバック(QB)、トレバー・シーミアンの2019年シーズンは第2週に足首の靱帯(じんたい)断裂という無残な形で終わってしまった。それから5カ月半、彼のけがは快方に向かい、フリーエージェントのQBたちがいる深いプールに潜ろうとしている。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロは現地4日(水)、シーミアンが今週、専門医のデビッド・ポーター医師からけがが完治したという健康証明書を受け取ったようだと報告した。

28歳のシーミアンはQBサム・ダーノルドが伝染性単核症と診断された第2週のクリーブランド・ブラウンズ戦で先発を務めた。シーミアンは6回のパスを投げて3回をコンプリート、3ヤードを獲得し、2回のサックを受けている。彼のシーズンは第2クオーター序盤にポケットを出た際にヒットを受けて終了した。ブラウンズのディフェンシブエンド(DE)マイルズ・ギャレットがラフィングザパサーのペナルティを受けている。この時シーミアンは足をひねり、苦痛に顔をゆがめていた。その1日後には故障者リスト(IR)に入れられ、シーズン終了が決定。そして足首の手術を受けた。

仕事を探す先発可能なQB候補のプールは例年かなり深いはずだが、シーミアンのように25回の先発実績を持つ選手ならば、2週間後にフリーエージェントのマーケットが始まっても仕事探しに苦労はしないだろう。6度目のシーズンを控えて、彼はオフェンスをリードし、必要なら信頼できるスポットスターターを務め、プレーで十分な話題を提供できる能力を証明している。

シーミアンはこれまでに841回のパスアテンプトのうち59.2%をコンプリートして5,689ヤードを獲得、アテンプト平均は6.8ヤード、タッチダウンは30回、インターセプトは24回で66回のサックを受けている。

【M】