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トム・ブレイディがペイトリオッツに別れ

2020年03月17日(火) 23:00

ニューイングランド・ペイトリオッツのトム・ブレイディ【AP Photo/Charles Krupa】

ひとつの時代が終わりを迎える。

トム・ブレイディが現地17日(火)朝、ニューイングランド・ペイトリオッツに戻らないことを表明した。

ブレイディは『Twitter(ツイッター)』の公式アカウントを通じて次のメッセージを投稿している。

「これからもずっとペイトリオット」

「チームメイトのみんな、コーチ、エグゼクティブの皆さん、ベリチックコーチ、RKK、クラフト家、この組織にいるすべての方々へ。これまでの20年、勝利し、そして勝ち続ける文化を生み出すべく日頃から力を注いでくれてありがとうございました。教えてくれたことのすべてに感謝しています。一人ひとりから学んできたと思っています。皆さんのおかげで自分のポテンシャルを最大に引き出すことができました。それはすべてのプレーヤーの願いでもあります。一緒に成し遂げてきたことすべてが自分にとっては最高の喜びであり、教わってきたことはきっと今後につながっていくはずです。自分が成長できたのは皆さんがいてくださったおかげであり、皆さんとの関係性なしには今の自分にはなれていなかったと思っています。皆さん一人ひとりからたくさんのものをいただきました。チームの一員であるためにあらゆるチャンスを大事にしてきました。そうさせてくれたすべての方々を大切に思っています。わがチームはプロスポーツにおいて最高のスタンダードを誇り、それはきっとこれからも続いていくことでしょう。自分のフットボール人生は別の場所に移ることになりますが、ともに成し遂げてきたすべてのことに感謝するとともに、チーム全員で成し遂げた素晴らしい偉業に感謝します。皆さんと知り合えたこと、皆さんと一緒に作り上げてきた数々の思い出は自分にとって特別なものになっています」

「愛すべきパッツネーション」

「最高のファン、ペイトリオッツサポーターの皆さまに感謝申し上げます。この20年、MAが自分のホームでした。想像でき得る限り、最高に幸せな20年だったと心から思っています。ニューイングランドで過ごしてきた日々が宝物であり、感謝しています。皆さんの声援には本当に圧倒されました。すべてのプレーヤーがこれを経験できればと願うほどに。子どもたちはここで生まれ育ち、いつもカリフォルニア出身の自分を仲間として受け入れてくれました。皆さんのチームを思う気持ちや忠誠心は本当に素晴らしく、自分たちの街のために勝つということはとてつもなく大きな意味を持ちます。チームへのサポートについては感謝してもしたりません。人であふれかえるトレーニングキャンプ、満員御礼のスタジアム、そして優勝パレード。皆さんと一緒に過ごせたことが本当に幸せでした。常にベストな状態、かつ、一番ふさわしい形でいようと努力し、一番厳しい状況においても勝利と成功をもたらすため、チームメイトと一緒に必死に戦ってきました。皆さんが心を開いてくださったので、自分も心を開くことができました。そして、パッツネーションはこれからもずっと自分の一部であり続けます。これからどんなフットボール人生が待ち受けているのか分かりませんが、自分にとっては人生においてもキャリアにおいても新たなステージに立つべきときだと思っています。皆さんには本当に感謝しています。これからもずっと皆さんを愛しています。これまで共有してきた出来事はすべて、一生涯、忘れられない思い出です」

【C】