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QBブリーズがセインツと2年53億円で契約延長

2020年03月18日(水) 03:21


ニューオーリンズ・セインツのドリュー・ブリーズ【AP Photo/Bill Feig】

40歳を超えた1人のクオーターバックが正式に現在のチームにとどまることが分かった。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートは現地17日(火)、ドリュー・ブリーズがニューオーリンズ・セインツと2年契約に合意したと報道。情報筋の話として伝えており、2年間で5,000万ドル(約53億7,400万円)の契約だという。

ブリーズが現役続行を表明して以降、セインツ残留は既定路線だった。

ラポポートはセインツが再びポストシーズンを戦い抜けるよう、一般市場で求められるよりも少ない金額を取ったとも伝えている。ブリーズの以前の契約にはキャップヒットを拡大するために数年を無効化できる内容が含まれており、現行契約の構造は報じられてこなかった。

ブリーズを確保したセインツにはマイケル・トーマス、アルビン・カマーラ、ジャレッド・クックら攻撃陣に加えて強力なディフェンス陣の存在から、今後もスーパーボウルのコンテンダーとしてあり続けるだろう。

ニューオーリンズでヘッドコーチ(HC)ショーン・ペイトンとタッグを組んで14年、ブリーズはNFLで躍進を遂げてきた。将来には殿堂入りすると見られるブリーズは最多パスヤードと最多タッチダウンパスの記録を誇り、パス成功でも最高率をマークしている。

かつてほどのディープボールは有していないかもしれないが、2019年シーズンには3年連続でNFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)南地区タイトルを手にするなど、41歳のブリーズはまだ力を残していることを証明した。

ブリーズとの契約がまとまった今、セインツは再びプレーオフ出場に向けて再出発することができる。

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